投稿日:

気温 ~ 朝 : 7.4℃  昼 : 7.8℃  夕 : 7.2℃

天気が良い方向に転ぶこともあれば、そのまた逆もあります。昨日と今日はまさにそんな感じでした。

予報に反して晴れた昨日とは裏腹に、今朝の美ヶ原はスッポリ雲に包まれたまま、なかなか回復の兆しが見えません。

お客様もそれを察してかゆっくり起きられたようで、日の出カフェは久し振りに利用者ゼロの朝となりました。

 

7時33分、いつもの窓辺。春先に咲く花は黄色のお花が多いですね。

 

したたる雨、テラスや玄関周りにあった雪の塊が気がつくと小さくなり、なくなってゆきます。

 

誰もいない日の出カフェ。静かな時間だけが過ぎてゆきます。雨の朝、静かに過ごすカフェも良いものですよ。

 

天気が持ち直し、高原の風景が見えるようになったのは午後になってからでした。

 

14時過ぎ、もうすぐご宿泊のお客様を乗せた送迎バスが着く頃、高原が見え隠れしていました。

抜けたと思うと、また雲の中に入り、高原が見えているのに、何故か雨が降ったり。

 

浅間山方面の雲、雲海がとても厚く、ま~るくてとても綺麗です。

出番を待つ雪上車。乗り降りするところにはもはや雪がありません。 ( 美ヶ原の看板より先にはまだまだ雪があります )

 

形が面白かったので、モノクロにして雲海と山だけを撮ってみました。

今日も何とか雪上車体験ツアーを行うことができましたが、お出かけになったのは宿泊されるお客様の半数程度でした。

 

今日の写真はここまで。


ここからはお蔵だし。

 

【 真西に沈む夕日 】

 

先日3月21日の春分の日には、朝日は見られましたが夕日は曇ってしまい見られませんでした。

翌日の22日、夕方は晴れ。ブログを書き終えてから真西に沈む春分の夕日を見に行きました。

夕食時間も近づく18時前ですが、王ヶ頭山頂では沢山のお客様がきれいな夕日をご覧になられました。

 

2023年3月22日17時46分、沈んでゆく夕日に照らされる王ヶ頭、王ヶ鼻。

 

2023年3月22日17時55分、サンセット。薄いすじ雲が折重なるむこうに、名残惜しそううに沈んでゆくお日様。

一筋だけ、羽ペンのマークのような雲がアクセントになってくれました。

 

~ 宿泊部 関川 ~

 

投稿日:

気温 ~ 朝 : 4.2℃  昼 : 7.0℃  夕 : 6.8℃

天気予報では朝から雨マークが並び、日の出が見られる希望がかなり薄かった今朝の美ヶ原。

そのせいもあり、日の出カフェがオープンする時間になっても、起きて来られるお客様は普段より少なめ目でした。

雨の音は聞こえませんでしたが、反面、夜明けを告げる鳥たちの声が谷に響いていました。

次第に明るくなると、思いのほか空は晴れており、薄雲はあるものの日の昇る東の稜線も見えていました。

 

~ 奇跡的に晴れた今朝の美ヶ原 ~

 

5時26分、まだ薄暗い美ヶ原の台地。予報に反して空は晴れ、うっすらと朝焼けが広がって見えました。

 

明るくなる外の様子に、出足の遅かったお客様も次々に起きて来られ、カフェは賑やかになりました。

明るくなる稜線に日の出の期待が高まります。

 

やさしいトーンの朝焼けに雲が流れてゆきます。風はかなり強く、三脚なしで撮影するのはなかなかハードな朝です。

 

5時41分、ホテル南側にも雲海が広がっており、その奥にも薄いピンク色の帯が伸びてきていました。

 

5時45分、おぼろげに昇る太陽、今朝の日の出。柔らかく広がる雲に、淡い朝焼けの色が広がり、春らしいやさしい風景になりました。

 

5時47分、望遠レンズで拡大して見ました。薄い雲のベールが幾筋も流れ、隙間から昇ってくる朝日の形が見て取れました。

こんな風にアップにして見ると、思いがけず美しい絵を見つけることもあります。

 

5時49分、気持ちの良い空です。昨夜のうちからこんな朝を想像できた方は誰もいらっしゃらなかったことでしょう。

 

6時4分、日が昇った後の光景。

こんな風にして素敵な朝は過ぎてゆくのでした。今日お越しになっていた皆さんは幸運です。

 

~ お昼前からは下り坂 ~

 

予報は予報、この天気が一日続くことはなく、チェックアウトの10時頃には雲が増え、次第に高原も見えなくなってしまいました。

 

10時14分、高原を押しつぶすように上から覆いかかる雲。

 

この後すぐに真っ白な雲に包まれてしまうのでした。

 

送迎バスが到着する15時頃には、細かい雨が霧のように辺りを覆っていました。

やがて、降り始めた雨ですが、今日もなんとか雪上車体験ツアーを行うことができました。

 

週末の予報は悲観的な昨日の予報よりも良くなってきました。

とはいえ、変りやすい春の天気 x 変りやすい山の天気。

急な天候の変化にも対応出来るお支度でお越し下さい。

 

~ 宿泊部 関川 ~

 

 

投稿日:

気温 ~ 朝 : 2.3℃  昼 : 8.7℃  夕 : 8.5℃

春分を過ぎて少しずつ夜より昼の方が長くなり、季節は夏へと向かってゆきます。

今日は一日を通して気温が高く、雪解けが一気に加速した感じがいたします。

美ヶ原は昨夜から雲が多くなり、夜明けの頃にはすっぽり雲の中に入ってしまいました。

残念ながら日の出を見ることはできませんでしたが、日の出カフェには沢山のお客様が起きてこられていました。

最近ホテルの周りでは、春を告げる鳥たちの声が沢山聞こえるようになりました。

 

~ ようやく雲から抜け出したのは、7時30分頃でした ~

 

7時30分、雲のベールから抜け出し、朝日を受ける王ヶ頭ホテル

 

南側には雲海ができており、遠くに南アルプスが顔をのぞかせていました。

 

7時35分、高く上った太陽の力が増し、周囲の雲を蹴散らしてゆくかのようです。

ここからのドラマはあっという間に展開します。

 

7時40分、雲間が切れてゆく美ヶ原の台地。八ヶ岳連峰も見えてきました。

 

7時41分、高原のほとんどが見えてきました。

 

同じく41分、ここまで来ればすべての雲がなくなるのは、あっという間です。

 

7時45分、霞んではいますが、遠くに富士山も見えてました。

 

7時46分、ホテル南側、雲海と南アルプス、甲斐駒ヶ岳、北岳。 ( モノクローム )

 

7時52分、富士山は霞んでいましたが、北アルプスはクッキリと見え、雪をまとった勇姿が空に浮かんでいました。

 

先日真っ白になった近くの山々も、春らしい姿に戻っています。

 

~ 暖かく、穏やかな午後 ~

 

14時19分、送迎バスが到着する頃の高原の様子。青空にぽっかり浮かぶ雲に冬のなごりはありません。

 

16時36分、体験ツアーのお客様を乗せて出動してゆく雪上車。

 

雪原というよりは、春の野を行くというタイトルが良さそうな暖かい午後でした。

 

明日からしばらくお天気は下り坂です。現在の予報では、回復してくるのが週明けの月曜日になりそうです。

このところはお天気が悪くてもなんとか雪でしたが、今回は雨降りになりそうです。

高原は雪解けでぬかるみが多くなっています。

お越しになる方は、道中履いてくる靴とは別に、散策用の靴をお持ちになることをおすすめ致します。

今、一番のおすすめは、防寒長靴です。

有料で、数に限りはございますが、ホテルにもお貸し出し用をいくつかご用意しています。

 

~ 宿泊部 関川 ~

 

投稿日:

気温 ~ 朝 : – 2 .7℃  昼 : + 3.1℃  夕 : + 1.0℃

春分の日の今日は、昨夜の曇り空から回復して晴れの朝を迎えることができました。

気温は-2.7℃。この時期らしい気温と風の強さで、日の出を待っている皆さんは寒そうにしていました。

青空のピークはお昼頃、ちょうどWBC侍ジャパンがメキシコを下した頃でしょうか。お天気もお客様の盛り上がりも最高潮でした。

 

~ 春分の日、朝の様子 ~

 

5時27分、春分の日の厳かな朝。

 

まだ薄暗い高原の向こうに朝焼けが広がり、日の出への期待が高まります。

 

5時31分、朝焼けが美しい牛伏山。春分を過ぎると日の出の位置がこちらに近づいてゆきます。山の上の要塞 ( 高原美術館 ) と太陽のコラボが楽しみです。

 

朝焼け雲を眺めるのもいいものです。

 

5時34分、南の空の雲の下に、朝焼けの帯を纏った富士山が見えていました。

先日、朝の星空観察会の後に、明るい双眼鏡を使って富士山を見たところ、予想以上の美しさで感動いたしました。双眼鏡の倍率は、8倍くらいがおすすめです。

 

5時47分、春分の太陽が昇ります。やがて雪原にも日差しが届きます。

 

雲のブラインドの向こうに美しい太陽の姿が隠れています。

 

5時53分、三月らしくすっきり晴れわたった北アルプスのモルゲンロート。

 

5時57分、次第に明るくなる雪原。朝がやってきました。

 

2023年3月21日、朝の世界。

 

~ 青空の広がったお昼過ぎ ~

 

12時13分、WBCの興奮も冷めやらぬ中、昨日のお客様がお帰りになった後の空。

 

まだまだ雪上車体験ツアーは行えそうです。

 

一年の始まりは元旦ですが、天文の世界では春分が一年の区切りになります。

太陽の周りを365日かけて回る宇宙船地球号は、今日から新しい旅に出発致します。

主な通過駅は二十四。次は4月5日に清明を迎えます。

 

~ 宿泊部 関川 ~

 

 

 

 

投稿日:

気温 朝:-4.5℃ 昼:+0.4℃ 夕:-0.9℃

こんにちは。気が付いたらもう3月20日。美ケ原は春の陽気で日差しが強くなってきています。一昨日の雪で3月らしさを取り戻しました。

急ですがここで皆さんに「3月の良さ」をお伝えしたいと思います。美ケ原の3月は空からは春の日差しが降り注ぎ1、2月のような厳冬期の厳しさが鳴りを潜めますが、まだ高原の雪は残っているので山の冬景色を柔らかい空気に包まれながら楽しむことができます。

そして何よりも360度のアルプスの展望の確立がぐっと上がります。真冬は日本海側の北アルプスの名峰にはいつも雪雲がかかってなかなか顔を出してくれないんです。それが3月になると冬型の気圧配置がゆるみ、日本海側の晴天率が上がり360度全ての山が見える日が増えます。

なので3月は私は結構好きです。

ちなみに1月と比べる日が長くなるのもポイントです。真冬はホテルに着いてからあっという間に日が沈んでしまいますが、3月は雪上乗って冬山散歩して、お風呂入って夕日見てから夕食になります。明るい冬山を見ながらお風呂に入れる時間が3月にはあります。

星空観察も厳冬期より見やすいですよね。寒すぎないから。なんて3月の良さを上げたら結構出てきます(^^)

 

ブログをご覧になっているみなさま。温暖化の影響は心配ですが3月は意外とおすすめです!!

来年の3月是非(^^♪  薗田

 

 

そして今日はレアな「思い出の丘」の冬景色をお届けします。

通勤中、なんか吸い寄せられて思い出の丘で車を止めました

 

 

先客がいたようです

 

駐車場の冬バージョン

 

冬山登山みたいでテンションあがります  山頂まで5分ですが笑

 

冬山は雪のせいで空がとても青く見えます

 

少し歩くと大迫力の北アルプスが

 

スカイラインを見下ろしながら槍穂と乗鞍岳

 

山頂までは右カーブ

 

レンゲツツジの花芽 今年は積雪が少なかったので少し落ちちゃったかな

 

早くも山頂を捉える

 

北アルプスを右手にラストスパート

 

山頂着きました。 やっぱりいい場所♪ 松本平を望む

 

先客様のトレースはその先に続く武石峰までの遊歩道に延びています 最高だろうなー

 

振り返ると上田方面 右は浅間山 左は菅平高原

 

さて帰りは白馬と北信五岳を見ながら下りていきます

思い出の丘へのプチ登山はこれで終わり

遅刻しないように急いでホテルに向かいます

 

思い出の丘を振り返る

 

そして本日の夕方

綺麗な夕焼け たくさんのお客様がご覧になっています

 

雪上車もあと1週間で役目を終えます

 

それではおやすみなさいませ。

今日は文も写真もたくさんになってしまいました。 読みにくくてすみません。

投稿日:

気温 ~ 朝 : -8.4℃  昼 : – 1.1℃  夕 : – 1.4℃

2日続けての真冬日となった今日の美ヶ原。

朝の最低気温はなんとマイナス 8.4℃。このところ暖かい日が続いていたこともあり、一際寒く感じる朝でした。

同じ真冬日でも昨日と違うのはお天気。雪の降り続いた昨日から180° 転換して素晴しい青空の一日になりました。

 

11時17分、お昼前の様子。爽快な青空にホテルの赤い屋根が良く映えます。

 

~ 夜明け前は満天の星空でした ~

 

昨夜は雪で星空観察会を行うことができませんでしたので、非公式ではありますが4時20分より、私の趣味で朝の星空観察会をいたしました。

今朝の天気予報は予報サイトによって異なり、晴れるかどうかは五分五分でしたが、見事に晴れ、告知無しでしたが沢山のお客様にご参加いただきました。

 

4時01分、南東の空、銀河の中心方向です。天の川とさそり座、いて座。ちょうど富士山の方角ですが雲の中のようです。

 

4時05分から10分間の星の軌跡です。八ヶ岳の麓にあるスキー場の明かりもあって美しい夜景とコラボになりました。

北天やホテルを入れた西の空も撮りたかったのですが、起きたのが遅かったため ( ちなみに3時半です ) そのまま観察会となりました。

 

観察会も終わった5時29分、明け方に昇る細いお月様。観察会の後半では、昇ってきたばかりのお月様を望遠鏡で見たり致しました。

ちょうどこの頃、観察会からのお客様の流入も多く、日の出カフェは超満員御礼でした。

 

~ 朝焼けと日の出 ~

 

5字33分、朝焼けの浅間山をバックに、待機中の雪上車。雪上車も吹雪で真っ白になっていました。

今朝は南側より西から北側の方がよさそうでしたので、北の広場に移動致しました。

 

5時40分、うっすらとピンク色に染まる妙高、戸隠方面の山々。雲海が棚引いていました。手前の山々も昨夜の雪で真っ白です。

 

5時42分、雲海の下に上田、小諸方面の街並みが見えます。消えてゆく街明かり。

 

5時49分、雪の積もった天狗の露地から焼山、武石峰を入れて撮ってみました。

 

真冬に戻ったような景色の中に、どことなく春の色を感じます。次第に明るさを増す太陽のせいでしょうか。

 

5時55分、ホテル正面には太陽が昇ってしまった頃、北アルプス、槍ヶ岳。

西側のモルゲンロートはほんの僅かなピンク色に留まりました。

 

5時58分、しかしながら白馬連峰の方には素晴しい日差しが入り、真っ白な山々がピンク色に染まり、背景から浮き出してきました。

 

6時02分、テラスに戻って雪原と太陽の風景を撮りました。もうすぐ春分。この方向が真東ですね。

 

7時47分、キーンと冷え込んだ冬の空気は透明で、そこに存在していないかのように感じます。その一方で力を増す春の太陽。

 

~ お昼の様子はモノクロームで ~

 

美しい青空に、少しだけ雲が湧いてきたお昼頃。

風景の良いアクセントになりそうです。あえてモノクロにしてみましょう。

 

11時23分、雪原と雲。午後もこの雲が勢力を増すことはありませんでした。

 

11時23分、王ヶ頭山頂より。

 

11時24分、王ヶ鼻方面。

 

~ 宿泊部 関川 ~

 

 

 

 

 

 

 

投稿日:

気温 ~ 朝 : – 1.9℃  昼 : – 1.3℃  夕 : – 3.7℃

予報通り昨夜遅くに降り始めた雪は、朝になっても止まずに降り続けていました。

高めの気温に融けながら降り積もる春の雪は、雪かきするのにも重くて大変。

とは言え、久し振りに一日中氷点下の真冬日。

ホテル周辺の地面が出ていた所にもしっかり雪が積もり、一面真っ白な冬景色に戻りました。

積雪は10センチ位増えたでしょうか。雪上車の運行には有り難い限りです。

 

6時12分、細かい雪が降りしきるホテル前。今朝はカフェに来られたお客様も少なめでした。

 

ホテルのスタッフも朝から除雪作業です。重たい春の雪搔きは、機械を使わないとかなりしんどい作業になります。

 

いつもは館内から撮影する靴箱の上のオブジェを外から。

 

6時20分、館内に入るとすぐにカメラのレンズが曇ってしまいました。暖かめとは言えさすが氷点下です。

 

日の出カフェに行くと、先日留守にしていた茶色のモンタベアが帰ってきていました。今日は仲良くツーショットです。

 

今日の撮影はここまで。


 

先日休館日に安曇野に下りて来ました。

安曇野はすっかり春。

それでも朝晩はまだかなり寒く、安曇野が由来のあの歌を思い出しました。

 

今日から彼岸の入り。

「 間もなく地球号は終着駅に到着致します。 」

銀河鉄道 999 ( スリーナイン ) 号の車掌さんに言ってもらえたら嬉しい台詞です。

 

春は名のみの風の寒さや ♫

 

菜の花とわさび畑。

 

咲き始めたわさびの花。

 

王ヶ頭ホテルにお越しになる折に、春の安曇野を訪れてみてはいかがでしょうか。

安曇野の観光には、風を感じながら田園地帯を行ける自転車がおすすめです。

美味しいパン屋さんやおしゃれなカフェなど、自転車で行ける立ち寄りスポットも点在しています。

今は電動アシスト付きの自転車も沢山ありますよ。

 

~ 宿泊部 関川 ~

 

 

 

 

 

投稿日:

気温 ~ 朝 : – 0.7℃  昼 : + 3.5℃  夕 : + 2.1℃

休館日明けの今朝、日の出の時間には外は真っ白な雲に包まれていました。

気温は氷点下。風が非常に強く体感気温は-10℃くらいに感じました。

天候が回復に向かったのは午前8時を過ぎてからでした。上記の-0.7℃はこの時の気温ですから、最低気温はもう少し低かったことでしょう。

 

~ 天候が回復してくる時のドラマチックな風景の移り変わり ~

 

8時13分、雲間に太陽が現れ、高原がうっすら見え始めました。

 

西の方から雲が抜け去り、次第に高原がはっきり見えるようになります。

 

8時15分、ホテル正面東側の光景。

 

吹き払われた雲の中から高原が現れました。

次々に変る雲と高原の様子。強風の中、三脚とカメラを押さえつけながら夢中でシャッターを切りました。

 

~ 西側の方が回復が早そうでしたので、山頂に行ってみました ~

 

山頂までは春の雪道。雪が残っているところはシャーベット、雪がないところはぬかるみ。

農作業用の長靴がよさそうな気がしてきました。

 

8時28分、王ヶ頭山頂より。周囲には雲海が広がり、遠くに北アルプスが見えていました。

 

本来3月は、北アルプスから白馬まで良く見える時期なのです。

 

8時33分、ホテル前に戻って撮影。光る高原。残雪が反射して眩しいほどです。

 

~ お昼頃に、北の広場に下りてみました ~

 

12時17分、雲海と北アルプス、槍ヶ岳。

 

戸隠、妙高方面の山々。今日は北方面の山々も見えていました。

 

天狗の露地も道が見えてきました。

 

雪融けが進む焼山、武石峰と白馬方面の山々。

 

天気は午後に向かって次第に下り坂。

今夜から明日の朝にかけては、雪の予報が出ています。

雨にならなければ良いのですが。

 

~ 宿泊部 関川 ~

 

 

投稿日:

気温 ~ 朝 : + 0.2℃  昼 : – 1.7℃  夕 : – 3.1℃

昨夜は全国的に風が強かったようですが、そんな時の王ヶ頭周辺の風の凄まじさと言ったら、窓の外で龍を飼っているようなものです。

厳しい寒気をシャットダウンする二重窓を通してさえ、その咆哮が聞こえてくるのです。

玄関脇にどけておいた雪の山が少し融けていましたので、昨夜は雨が降っていたようです。

朝になると気温が下がり、本来なら日の出を迎える頃には雪に変っていました。

 

~ なごり雪モノクロームと Coffee 哲学 ~

 

7時40分、日の出カフェにて。雪のせいでしょうか、いつものモンタベアが白クマになっていました。

 

うっすらと雪が積もり始めたカフェの外のマット。この写真の不思議な魅力、分かる人には分かるのでしょうか ?

 

こちらは夏の間皆さんが、ソフトクリームを食べながら高原を眺めていた売店外のお席です。

 

窓の反射と実体とが折重なる光の世界。ここでコーヒーを飲んで哲学してみてはいかがでしょう。

 

その一杯から人生が始まります。深いですね。

 

今朝はまだ誰も歩いていない玄関を見つけると嬉しいものです。

一本だけ除雪してみました。

美しい路です。

どうしても気に入ってしまい、もったいないのでこれ以上搔くのをやめました。

 

靴箱の上のオブジェと窓に付いた水滴。

 

お昼過ぎには雪が止みました。

しかしながら、天候が回復してきたのはそれよりずっと後のこと。

 

~ ここからはカラー写真でまいります ~

 

14時23分、高原が雲から抜けて、周囲の風景が見え始めました。

 

16時43分、体験ツアーの最後の雪上車が帰ってくる頃、西に傾く太陽が雲から抜け出し、ようやく高原に日差しが入りました。

 

16時55分、今日の夕方、一番美しかった頃の王ヶ頭山頂。

この後、期待に反して太陽は雲の中に隠れてしまい、美しい夕日を見ることはできませんでした。

 

【 おしらせ 】

明日14日から16日迄の3日間は、当ホテルの休館日でございます。

期間中は売店、食堂、喫茶、有料トイレもご利用頂けません。

ご不便をお掛け致しますが、よろしくお願い申し上げます。

このブログも、3日間更新をお休みさせて頂きます。

 

 

~ 宿泊部 関川 ~

 

 

 

 

 

投稿日:

気温 ~ 朝 : 2.5℃  昼 : 5.7℃  夕 : 4.5℃

気温は昨日と同じくらい、今日も春の暖かさを感じる一日でした。

暖かさと霞む空は比例するのでしょうか、今朝の高原周辺には、日の出が見られるか心配になるほどの靄がかかっていました。

日中になるとその靄も晴れてゆき、ミルクブルーの空に薄い筋雲が流れて見えました。

 

12時16分、晴れ渡った空、雪解けの進んでゆく高原は気温が上がり、アウターは中厚手のソフトシェルでちょうどいい位でした。

 

同じ時、烏帽子岩の向こう、八ヶ岳方面。霞んでいますが何とかシルエットが見て取れます。

 

 

~ 夜明け前から日の出まで、桜色の朝 ~

 

春霞のかかる柔らかい風景がこのところの朝の定番になっていますが、明るくなる前の美ケ原は、曇りかと見紛うほど遠くの空がかすんでいました。

やがて明るくなるにつれ、曇りではないことが分かりとホッとする一方、あまりの霞の濃さに、日の出が見られるか心配にもなりました。

 

5時36分、ようやく明るくなり始めたころ、ホテルの南側にはお月様が浮かんでいました。

オープンした日の出カフェには、お客様が集まりはじめ、コーヒータイムを楽しんでいます。

 

5時38分、テラスから南東方向、幅広くぼんやりと広がる朝焼けの中に、八ヶ岳のシルエットが半分だけ見えていました。

 

5時41分、今朝は富士山が見えませんが、蓼科山は淡いピンクの朝焼けの中にあって綺麗です。

 

5時44分、南側の谷には少しだけ雲海があり、雲をまとった山に、モノクロームの世界に引き込まれてしまいそうです。

 

5時48分、ホテル前には雪がなくなり、出体験ツアー行う雪上車は高原に待機しています。背景にうっすら浅間山が見えます。

 

5時59分、日の出が近づき、上空の雲全体がほんのり桜色に染まり始めました。美しいです。

 

その時の八ヶ岳方面の様子です。桜ピンクです。

 

6時4分、2つ前の写真と同じに見えますが、よ~く見ると、正面の物見石山の上にぼんやり太陽が見えます。

望遠レンズに交換して拡大してみましょう。

 

6時7分、美しい朝日です。こんな様子を望遠レンズで拡大して撮影できるのも春霞のおかげです。

 

6時11分、この時間になると高度が上がり力強さが増す太陽の光ですが、今日は昨日よりずっと穏やかに見えます。

昨日のページを開いてと比べてみました。より春らしい雰囲気で、個人的には今日の方が好みです。

 

 

午後になると次第に風が強くなりました。

最高気温は6.2℃であったと記憶していますが、風があるおかげでかなり寒く感じました。

 

お天気は下り坂、今夜のお星見は難しいかもしれません。

 

~ 宿泊部 関川 ~