投稿日:

気温 ~ 朝 : – 2.7℃  昼 : 2.5℃  夕 : 1.0℃

風の強い1日でした。

お久しぶりです金井です。

朝から夜まで風が吹きわたり、夕景を撮るため、山頂で風に包まれていました。

日の出時刻は6時半前の予定でしたが、ホテル周辺は雲の中です。

雲のおかげで霧氷が付いています。

9時前にはすっかり晴れました。

高原の草木にもしっかり霧氷が付いています。

チェックイン時の蓼科山~富士山。

今日は周りの山々も良く見えます。

さて今日のメインは夕景です。

夕日が沈む頃、浅間山方面から満月を目前に控えたお月様が昇ってきました。

山頂から振り向いて鉄塔とお月様。

風がある中、山頂にはお客様がたくさん集まっていました。

ばっちりです。

薄っすらピンクがうちゅくしい。

日が沈んでからみるみる空が赤く染まります。

最終的にはここまで染まりました~

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【 お知らせ 】

ホテルは明日11月27日㈪~12月7日㈭まで、休館期間に入ります。

期間中はご宿泊及び、食堂、売店、お手洗い等すべてがご利用頂けません。ご不便お掛け致しますが、ご了承下さい。

このブログも、しばらく更新がお休みになります。

また12月にお会いしましょう。

それでは~

 

投稿日:

今日は一日中0℃以下。冬の寒さが戻ってきました。
気温 ~ 朝 : – 4.7℃  昼 : – 3.2℃  夕 : – 4.7℃

今朝はぐっと冷え込んで11月末らしい寒い朝になりました。

周辺の木々には樹氷が付き、土も石も草もすべてが凍り付いています。

ホテルの周囲は雲に覆われているため、遠くを見通すことはできません。

日の出カフェの珈琲の暖かさが身に染みる朝でした。

 

写真は9時前にホテル玄関で撮ったものです。

 

カラマツの枝には細かな樹氷がびっしりついていました。

 

凍れる花壇

 

凍れる庭石

すべてが霜に覆われ、張り詰めた冷たい空気と静寂が周囲を包んでいました。

 

ようやく雲が晴れたのはお昼になってからでした。

 

12時11分、高原を覆っていた雲が抜け、周囲の景色と樹氷に覆われた木々が見えてきました。

もう少し早く晴れてくれれば、昨日お泊りになったお客様にも見せてあげられたのですが、残念。

 

12時12分、雲の下に富士山も見えてきました。

 

緑色の草地も残る草原と真っ白な樹氷に覆われた木々。

一面銀世界の冬景色と違って、これもまたいいものです。

 

周囲の雲にブロッケン現象が見られた午後。

 

高原の周りの低いところには、所々に冬らしい色の雲が居座っていました。

日差しが低くなるにつれて建物や木々の影が雲にかかり、ブロッケン現象が現れました。

 

 

 

この3枚の写真は、お客様のお迎えに出ていたドライバーの大森さんからいただいたものです。

ホテルの前にも、電波塔の影にブロッケン現象が見られました。

 

夕日に湧き上がる雲海、包まれる王ヶ頭。

 

16時過ぎの西の空には少し雲があり、夕日に染まればきっときれいな夕焼けになると期待が高まっていました。

 

16時24分、さあ、王ヶ頭山頂へ夕日を見に行こう ! !

ホテルを出て裏手に差し掛かると、その向こうには夕日に染まるオレンジ色の世界が待っていました。

 

サンセット・ドラマ

逆光に照らし出される皆さんの影はまるで影絵のようにコミカルで、それぞれにいろんなドラマを演じていました。

 

16時27分、日没目前になって、南の谷から雲が湧き立ち、周囲を包んでゆきました。

見たこともないような風景。現実と幻想が同居しているような不思議な世界です。

 

16時28分、眩しくて見えない山陰に太陽が沈んでゆきます。

「 どこかに入っていくね 」「 ポケットの中 ! ! 」「 そんなはずないでしょ。 」

 

16時30分、夕日の眩しさが落ち着くと、沈んでゆく稜線が見えるようになりました。

すると辺りは急に暗くなり、日が沈むとともに周りの色彩も失われてゆきました。

 

日没後の世界

 

雲が再び赤く染まる魔法の時間を期待していたのですが、辺りは完全に雲海に飲み込まれてしまいました。

 

16時48分、高原を埋めつくした雲の中に、空の蒼とビーナスベルトのピンクの帯、地球の影が層をなして見えました。

月が明るく照らしています。

 

南アルプスは雲海の上に聳えていました。

 

しばらくして、お客様がみんなホテルの中に入ってしまった頃、富士山が見えてきました。

なんという色でしょう。まるで絵に描いたようです。

 

辺りにはこんな景色が広がっていたのです。

 

~ 宿泊部 関川 ~

投稿日:

風も強く、雲の多い一日でした。
気温 ~ 朝 : 3.0℃  昼 : 3.5℃  夕 : -0.7℃

昨日から強くなった風は夜の間も吹き続け、次第に天気は下り坂です。

今朝の未明には、雲があったものの雲の合間から星空も覗いていたのですが、日の出が近づくにつれて暗い雲が空から下りて来ました。

日の出の時間には空のほとんどが冬の雲に覆われてしまいましたが、山の稜線と雲の隙間から、かろうじて日の出が見えました。

 

 

写真は今朝の日の出カフェ担当、愛瀬さんの撮影です。

 

お昼頃の様子

 

その後天候は少しずつ回復してゆきましたが、依然雲の覆い空です。

こんな時は迷わずモノクロームで撮りたくなります。

 

12時15分、ホテル正面の高原。空を覆う暗い雲。

 

こちらは同じ時に撮影した南東の八ヶ岳方面の景色。

 

12時17分、南側の雲の下は、何とか晴れて日射しが届いているようでした。

 

この後午後になると、なんとかカラーで撮りたくなるような空になってきました。

気温は急激に下がっています。

 

ブログを書き始めた17時頃には、既に氷点下になっていました。

明日の朝は冷え込みそうです。

でも、いい景色が見られたら OK ですけどね。

 

~ 宿泊部 関川 ~

投稿日:

気温は高めでも風が強い一日でした。
気温 ~ 朝 : 3.0℃  昼 : 7.3℃  夕 : 5.4℃

今日も昨日に続きこの時期にしては気温の高い一日でした。

昨日と一番異なるのが風。

昨日は穏やかだったのに対し、今朝は朝から風が強く、気温ほどの暖かさは感じられませんでした。

 

今朝の様子をカフェのレポートで

 

 

おはようございます。
今朝の気温プラス3.1℃
暖かいですが、昨晩から南風が強くなり朝までは雲に包まれれしまいました。
今朝は5時過ぎぐらいから雲がとれ始めて、朝焼け&ご来光は良かったです。
北アルプスもしっかり見えてます。
富士山は見えず!

 

 

 

 

 

風が強く、曇りの朝かなと思いきや、雲がある分だけ変化に富んだ美しい日の出となりましたね。

写真とレポートは、今朝の日の出カフェ担当の園田さんです。

 

朝の風景

 

7時34分、玄関を1歩出ると、外には素晴らしい風景が広がっていました。

テラスの雪は日陰の部分を残して融けてしまいました。

濡れたテラスに映る空と異質なブロック塀が調和して、なんとなくいい雰囲気でした。

 

7時35分、テラスを入れずに風景だけ撮るとこんな感じです。

やはり格好い風景です。

 

7時35分、正面の高原側を写してもこの通り。

今日の雲はいい仕事をしてくれています。

 

お昼を飛ばして、夕暮れです。

 

16時41分、サンセットの後の乗鞍岳。

今日はちょうどお客様のご案内と重なってしまい、夕日が沈むのに間に合いませんでした。

上空の雲が茜色に染まっています。きっと美しい夕日がご覧になれたことでしょう。

 

16時42分、アフターサンセットのノスタルジックな風景。

夕日が沈むのに間に合わなかった傷心と北風が身勝手に風景を寂しくします。

 

夕焼け小焼けで日が暮れて、

 

夕日が沈んでいった後の稜線が輝いています。

ちょっとだけ魔法の時間。

 

帰ろ、か~えろ、ホテルへ帰ろ。

そんな時、空からお月様が見ていました。

 

~ 宿泊部 関川 ~

 

 

 

投稿日:

昨日にも増して暖かい一日でした。
気温 ~ 朝 : 4.0℃  昼 : 8.9℃  夕 : 5.7℃

11月も下旬にさしかかるというのに、この時期としては考えられないほど暖かい一日でした。

風も穏やかで、お客様の見送りやお迎えで外の出ている時も、ジャケット無しでも寒くないほどでした。

今日は午後から多忙で夕暮れまで館内に怖じこもって作業していたため、本当のところ外の様子が全くわかりません。 ( ^ ^ ; )

夕暮れはどうだったのでしょうか?

超多忙につき、朝撮った写真だけ簡単に載せて本日のブログとさせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ 宿泊部 関川 ~

投稿日:

氷点下にならない暖かい冬の一日でした。
気温 ~ 朝 : 2.6℃  昼 : 3.5℃  夕 : 2.3℃

先週末の冷え込みが嘘のように、今日は一日を通して0℃を下回らない暖かい一日でした。

しかしながら北風が強く、実際の気温よりは肌寒く感じる一日でもありました。

終日空は晴れて、未明の星空から日の出そして夕暮れまで、澄んだ空気の向こうに山々が聳える絶景が楽しめました。

 

今朝の風景、日の出のころ

 

5時56分、澄んだ空気、朝焼けの富士山と贅沢なパノラマライン。上空には金星が輝いていました。

 

5時59分、朝焼けに染まる富士山は何度見ても美しいものです。

 

同じ時に続けて撮影した木間にアルプス。今朝の朝焼けは南の方までぐるっと続いていました。

 

同じく、こちらは浅間山。先日雪に覆われて真っ白になっていた木々はもう元の姿に戻ってしまいました。

氷点下にならない気温のためか、靄というほどではないですが薄いベールを通したような優しい朝焼けです。

 

今朝も日の出は撮らずに、北側の広場に移動しました。

 

6時23分、北アルプスの上に広がるビーナスベルト。ピンク色の帯の下が地球の影です。

 

6時30分、アルプスの山並みにビーナスベルトが重なり、美しいモルゲンロートになりました。

こちらの風景も、今朝はどこか優しさを感じる穏やかなトーンです。

 

同じ時に続けて撮影した白馬連峰の写真。さらにソフト。ムードのある写真になりました。

 

6時34分、日の出後の富士山。これもいいですね。

 

6時35分、もうずいぶん昇った太陽をアップで撮ってみました。

 

6時36分、先日降った雪はもうこんなに少なくなってしまいました。

まだ11月ですから仕方ないですね。白く残ったアルプス展望コース。

 

横にしてみました。

 

夕暮れの風景、日没のころ

 

昼間の写真は飛ばして、一気に夕方になりました。 ( ^ ^ ♪

 

16時30分、雲一つない空、王ヶ鼻の向こうに沈んでゆく夕日。

 

16時36分、夕暮れの富士山。今日はなんだか凛々しいですね。( まあ、いつもですけど  ( ^ ^ ) / )

 

16時40分、先日夕暮れの山コレクションに載せなかった戸隠・妙高方面の山々。

 

16時40分、夕暮れ時の槍さん。北アルプス。

 

今日は一日中空気が澄んでいたので山がきれいでした。

写真も山が多くなりましたね。

同じところから撮った時間違いの山々の表情をお楽しみください。

 

~ 宿泊部 関川 ~

投稿日:

気温 ~ 朝 : – 2.9℃  昼 : – 2.8℃  夕 : – 2.7℃

 

皆さまこんばんは!

本日の担当は川江です。

 

昨日とはうって変わって雪が降りホテル周辺は真っ白な朝からはじまりました。

日の出前には雪が降り始め、朝ツアーも中止でした。

 

それでは本日の美ヶ原をお届けします♪

 

5:50 ホテル玄関前のカラマツ

 

玄関隣のベンチにかわいい親子雪だるまがありました😊

日の出は見えなかったものの、日の出カフェは大盛況でした!

 

13:46 雲がぬけて青空がみえてきました。

 

富士山も雪がだいぶ増えましたね。

お昼頃には親子雪だるまに新入りさんも増えていました笑

 

北アルプス方面は、雲の中です。

16:33 本日の夕日

雲が多めでしたが、久々のきれいな夕日が見えました。

 

明日からしばらく天気は良さそうですので、楽しみです😊

投稿日:

日の出から夕日まで素晴しい一日になりました。
気温 ~ 朝 : – 4.2℃  昼 : – 0.2℃  夕 : + 0.3℃

昨夜は予報になく降雪があり、ひょっとしたら高原は雪上車でないと送迎できないかも ? なんて心配もされました。

夜間は風が強く、吹雪というのがピッタリくる状況で、明日の朝の目覚まし時計を何時にするべきか悩んだものです。

そんな夜を過ごし、今朝の未明になると風は落ち着き、空には満天の星空が広がりました。

早起きされたお客様は流れ星も観られたそうで、大変喜んでいらっしゃいました。

昨日は朝の気温が最高気温でしたが、今日は日が昇るにつれて順調に気温も上がりました。

その分夕方になると、昨夜付いた高原の雪は少し融けて減っていました。

 

雪の降った翌朝の夜明け前から日の出まで

 

5時42分、うっすらと雪の積もったホテルのテラスから。

暖かい明かりが漏れてくる王ヶ頭ホテルは、このままクリスマスカードにしたくなるような冬のたたずまい。

 

すっかり晴れた夜空には明るい星がいくつか消えずに残っていました。

 

そうこれは冬の大三角形。ホテル上空の綺麗な正三角形です。

 

6時05分、朝焼けを撮る人々。

6時を回って次第に朝焼けが濃くなってゆく頃、寒さを押して沢山のお客様が外に出てこられました。

 

6時09分、新雪に覆われた美ヶ原の大地と広がる朝焼け。

 

朝焼けは綺麗でしたが、富士山の前には雲が横たわりなかなかどいてくれません。

 

6時20分、こちらは浅間山方面です。手前の山々の木にはビッシリ雪が乗り、一面の冬景色です。

上空の雲に赤みが差してきました。間もなく日の出です。

 

6時25分、本日の日の出の瞬間です。

静かに広がる雪の大地の向こうに朝日が昇ってきました。もうずいぶん南寄りです。

 

6時27分、日が昇るにつれ雪原に日射しが届き、美しい色に染まってきます。

草原の時期には見ることの出来ない、冬だけの美しい光景です。

 

6時30分、日の出後間もなくすると朝のバスツアーです。朝日に照らされて王ヶ頭ホテルのバスが行きます。

今朝は王ヶ鼻方面ではなく、美しの塔方面へ出かけました。

 

6時34分、朝日に照らされる雪の木々。あたたかい光。

 

撮影しているテラスの縁には、龍の背のようにザクザクした氷の鱗がビッシリ付いていました。

 

青空が広がった朝の光景

 

8時31分、テーブルに着いた雪を融かしながら、どんどん強くなる太陽の日射し。

溶けた霜から水滴がしたたります。

 

一面の銀世界。

 

今日の夕日と夕暮れの山々コレクション

 

16時34分、本日のサンセット。

雲ひとつない稜線、ちょうど御嶽山と乗鞍岳の中間辺りに沈んでゆきました。

 

日没後のマジックアワーは、周囲の山々を艶やかに染めます。

 

16時37分、白い帽子の浅間山。

ビーナスベルトと地球の影。朝とは反対に夕方はゆっくりと空に昇ってゆきます。

 

16時39分、オレンジがかったザクザクの南アルプス。

 

16時39分、夕映えの真打ちはやはり富士山。なんとも色っぽいお姿です。

 

16時41分、諏訪富士 ( 蓼科山 ) も負けていません。

白樺高原国際スキー場、降雪進んでいます。

 

今日は写真も見所も一杯のいい一日でした。

 

~ 宿泊部 関川 ~

投稿日:

真冬の寒さ。真っ白な一日でしたが一瞬辺りが見えた時間もありました。
気温 ~ 朝 : – 5.8℃  昼 : – 6.2℃  夕 : – 7.6℃

今朝は真っ白な雪原の上に昇る朝日に期待して早起きしましたが、天候は予報よりも悪く、依然真っ白な世界が広がっていました。

昨夜お泊まりの星空ファンのお客様は真夜中まで待って満天の星空を楽しまれたそうですが、ほとんどの方は夢の中でご覧になったことでしょう。

さてさて、今朝の最低気温は-5.8℃。まさかこの最低気温が今日の最高気温になるとは思ってもみませんでした。

気温は下がり続け、ブログを書く17時前には-7.6℃になっていました。

このまま下がり続けると、明日の朝は . . .

素晴しい景色を見るのには、それ相応の支度と覚悟が必要そうです。

 

8時11分、出勤前にカフェの窓から撮った外の様子です。

 

定位置でカフェのお客様を見守るシロクマさん。今朝は連れ出さずにそっとしておいてあげましょう。

 

多少なりとも晴れマークを付けた天気予報の、心ばかりの晴れ間は皆の期待に添えるものではありませんでした。

 

午後になって、

 

14時48分、冬の日射しが足早に西の空に移動した頃、

 

雲が抜けて高原が見えてきた時間がありました。

 

正面玄関。うっすら積もった雪を搔いて到着する皆さんを迎えるところです。

 

雪のカラマツと王ヶ頭ホテル。

 

テラスから見た高原の様子は、

 

木々に昨日よりもしっかり雪が付いて綺麗でした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

《 今日の美ケ原 + プラス 》

 

11月未明の空のお星見事情。

 

第3回 北の空

11月16日の未明にお星見した時の写真と解説の第3回目、最終回です。

 

11月16日 3時45分、北側の広場から眺めた北天の星たち。

夏の天の川とはくちょう座をはじめとする夏の星座たちはすっかり沈んでしまっていました。

明るく見える夜景は、中央奥の方が長野市の夜景。右側手前は上田市の夜景です。

周囲にさえぎるもののない美ヶ原は、一夜にして東西南北、四方の星空を楽しむことができます。

 

こちらは上の写真の解説付きです。

北極星を挟んで左にカシオペア座、右に北斗七星とバランス良く見えています。こんな時の北天の空が好きです。

カシオペア座は天の川の中に有り、ここがちょうど夏と冬の別れ目。辺りにはペルセウス座やアンドロメダ座といった秋の星座が集まっています。

 

3時51分から15分間の星の軌跡。

北極星を中心に地上に沈まずに回り続けているように見える星たちを周極星と呼びます。

北天は光跡が短いものも多いので、インターバル合成も少し長めの時間にすると見栄えが良くなります。

長野市の夜景の上の辺りに明るい光が写っていますが、これは雷のようです。時折フラッシュが光るように見えました。

 

さてさて、王ヶ頭ホテルにお越しの皆さん。

冬の夜長にはゆっくり早起きして、未明の星空も楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

~ 宿泊部 関川 ~

投稿日:

静かな雪の一日。
気温 ~ 朝 : + 1.5℃ 昼 : + 0.6℃ 夕 : – 0.8℃

雪の予報が出ていた朝ですから、起きて外を見たときに辺りが真っ白でも驚きはしません。

そんな気持ちで外を見たときはまだ雨だったのですが、6時頃になると気温が下がり始め、雨が雪に変りました。

雪に変ると辺りは見る見るうちに真っ白な雪に覆われてゆきます。テラスも玄関も真っ白。

 

写真は8時45分頃のテラス。

 

ためらい。

日の出カフェからテラスへの出入り口には、スリッパで外に出たもののすぐに引き返した跡がありました。

 

お客様に編んでもらった毛糸の帽子が似合う季節になりましたね、キョエさん。

カフェでまったり過ごすのも冬の醍醐味です。

 

「 僕はシロクマだから雪なんかへっちゃらだよ。 」

※ちゃんと座布団も敷いていますし、すぐに乾かしてあげました。けして虐待ではありません。

 

あっ、昨日はボジョレーヌーボーの解禁日でしたね。

 

お昼前になると天候が少し回復し、高原が見える時間もありました。

 

11時36分、アルプス展望コースが続く高原のカーブ。

 

同じ時、ホテル正面の高原は真っ白な世界。

 

午後には回復かと思われた今日でしたが、再び雲に包まれたり、少しだけ青空が見えたり。

そんな繰り返しでブログを書いている今19時前、外はしっとりとした空気に包まれており、星は見えていません。

 

明日は日の出が見られるでしょうか。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

《 今日の美ケ原 + プラス 》

 

11月未明の空のお星見事情。

 

第2回 東の空

昨日の未明にお星見した時の写真と解説の第2回目です。

 

11月16日 4時12分、南東方向の空です。ちょうど富士山を真っ正面に見る方角の空。

先月の3時頃には富士山から冬の天の川が流れ出すように見えたものですが、1ヶ月もすると星はずいぶん西へ移動して見えます。

八ヶ岳の手前に見える山の明かりは、冬の名物スキー場です。もう降雪作業が始まっているのでしょう。

左が白樺高原国際スキー場、右がしらかば2in1スキー場です。

 

こちらは上の写真の解説付きです。天の川の他に黄道光がうっすらと見えます。

太陽の周りを廻る地球と一緒に宇宙の細かい塵も沢山廻っています。それが太陽光を拡散して光って見えるのです。

この時間の黄道沿いには、黄道12星座の中のおうし座、ふたご座、かに座、しし座が見えています。

しし座はまさに南の空に駆け上ろうとしているようです。

明日の朝はしし座流星群が見頃を迎えます。

1999年や2001年のような大出現にはなりませんが、条件が良ければ1時間に数個の流れ星が見えるかもしれません。

 

こちらは4時13分から10分間のインターバルコンポジットです。

ホテルのテラスから見る星空も見事なものですね。

建物からの明かりがあるので、懐中電灯なしでもお星見に出られますが、この時期は足元が凍っていて滑りますので注意が必要です。

 

~ 宿泊部 関川 ~