風雲の一日。お天気は下り坂です。
気温 ~ 朝 : +1.2℃ 昼 : +5.3℃ 夕 : +1.8℃
昨夜から風が強まった美ヶ原は、次第に雲が多くなりお天気は下り坂です。
それでも今朝は四方に雲海が発生し、日の出は見られなかったものの、朝焼けは赤く染まりきれいでした。
その後、天候は何とか持ちこたえ、青空の下で雲海の広がる風景を楽しむことができました。
午後になると風が強まり、さらに雲が増えてきました。
夕日のころには、太陽は見えなかったものの、夕焼けに染まる雲はなかなか見事でした。
17時現在、外の気温は+1.8℃。急激に下がっています。
今夜は雪の予報。そして20メートルを超える強風が予想されています。
これを乗り越えれば白銀の世界が待っているでしょうか。
銀世界に降り注ぐ流星群を見てみたいものです。
雲海の広がった今朝の風景
7時38分、南の谷を埋め尽くす雲海。今朝の大浴場は雲海風呂です。
7時39分、遠くの雲海には光が差し込み輝いています。光の海です。
その向こうには、南アルプスが聳えています。
光の海と甲斐駒ヶ岳、北岳。この時間には、富士山は見えていませんでした。
7時39分、浅間山の上空には巨大な鳥のような雲が翼を広げていました。
北側の広場の方を見ると、なんと、周囲を雲海が埋め尽くしています。
大雲海です ! !
7時41分、雲海に埋もれた松本市街。晴れ渡る北アルプス。
北アルプス、槍ヶ岳が雲海の上に聳える様は壮観です。
7時42分、北アルプスだけじゃありません、白馬の方もこの通り。
雲の上は別世界です。
7時42分、戸隠・妙高方面の山々はかろうじて山頂部分だけが見えていました。
7時44分、撮り終えてホテルへ戻る途中、見上げると不思議な雲が浮かんでいました。
天使の音階。きっと何か素敵な曲になるのでしょう。
7時44分、面白い雲を見つけて喜んでいると、遠くに富士山の姿が確認できました。
光る雲が流れ、霞の中に浮かび上がる富士山。幻想的です。
7時45分、雲海が作り出す不思議な風景。岬へ続く小道。
本当に海にいるかのような錯覚を覚えます。潮騒の音が聞こえてきそうです。
ここが美ヶ原なのを忘れてしまいそうな瞬間です。
【 大浴場 】
8時57分、日が昇り、明るい日差しが降り注ぐ露天風呂。
周囲を埋め尽くしていた雲海は消えてしまいましたが、贅沢な時間が過ごせることは間違いありません。
お昼ごろの写真
11時45分、この時間になると富士山ははっきり見えていました。
上空の雲がカッコいいです。
同じ時、依然、幻想的なムードの南アルプス。
抜けている遠くの空に反して、美ヶ原の上空には続々と雲が集まってきていました。
他所で待ち合わせてほしいものです。
仕事の関係で夕方の写真は撮れませんでしたが、中野さんが素敵な写真を撮っていましたから、ホテルのインスタグラムでは見られるかもしれません。
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《 今日の美ケ原 + プラス 》
12月8日の未明に撮影した星空の写真、第三弾です。
これが真打です。
3時56分、王ヶ頭山頂より眺める西の空、松本の夜景。
地上と空に二つの天の川があるようです。
夜通し空を駆け巡った冬の星座たちは、眠りにつくために西の空に集まっていました。
昨日10日の朝は、朝のお星見会を行い、早起きされたお客様と一緒にここまでお散歩にやってきました。
未明に起きたら真っ先に見てほしい空です。
こちらは恒例の解説付きです。なんて豪華な星たちの競演でしょうか。
ふたご座流星群の朝もここにやってきたいと思います。
そしてこちらも恒例となりました星の軌跡です。
4時00分から10分間のインターバルです。
月が昇った東側とは対照的に、西の空には沢山の星が輝いていました。
あとは、昨日の未明に撮影した北天の写真が残っていますが、また後日このコーナーでご紹介いたします。
~ 宿泊部 関川 ~