2023年大晦日は雪交じりの暖かい一日でした。
気温 ~ 朝 : – 1.6℃ 昼 : + 0.7℃ 夕 : – 0.2℃
しばらく続いていた青空とはお別れ、今日は朝から小雪が舞う冬らしい空になりました。
例年お正月には大きな雪だるまが作れる美ケ原ですが、今年は年末になかなか雪が降りません。
雪遊びやスノーシューハイクを楽しみにされていた皆さんには、少なからず残念な思いをさせていたと思います。
とはいえ今朝降ったのは小雪。
冷え込みは弱く日中には気温も0℃よりも高くなり、雪から雨に変わってしまいました。
ブログを書いている17時現在、外は再び氷点下になってまいりました。
明日の朝は真っ白な雪景色に昇る初日の出がみられるでしょうか。
今日の美ケ原から
8時26分のホテル玄関前。
雪かきより箒で掃いてしまったほうが早いほどの雪でした。
お風呂から見たら雪景色がきれいかな。なんて思ってカメラを持って行ってみたのですが、湯気で窓が曇って見えませんでした。
夏は開放している正面奥の窓も、寒い冬は閉まっています。
今朝積もった雪はわずかでしたが、子供たちは大喜びで外で遊んでいます。
少ない雪を集めて作ってくれた力作の雪だるまを紹介しましょう。
こちらは昨日泊まってくれた、あおちゃんが作ってくれた雪だるまです。
こんなにたくさん雪を集めるのは大変だったでしょう。
可愛らしくもユーモアのある表情の雪だるまです。
こちらで雪だるまを作ってくれているのは、けんた君とえいた君とお母さんのはるなさんです。
さあ、どんな雪だるまになるでしょうか。
完成しました ! !
わらで作った蝶ネクタイが可愛らしいですね。
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《 今日の美ケ原 + プラス 》
2023年の今日の美ケ原の更新も今日が最後。
今日はお天気が悪く掲載する写真も少ないので、今年一年を振り返ってみましょう。
ということで、今年掲載した写真の中から、毎月1枚の写真を選んでみました。
題して、「日付のないカレンダー、2023年王ヶ頭の一年」
〈 1月 〉
1月3日掲載、「 ギザギザの宝石 」
テラスのフェンスについた、美しい霜の結晶を写した写真でした。
〈 2月 〉
2月5日掲載、北アルプスのモルゲンロート、広がる雲海。
いつ見ても、何度見ても美しいこの光景は冬限定の特別な風景です。このために早起きした朝でした。
〈 3月 〉
3月19日掲載、新雪の雪原に昇る朝日。
雪の降り続いた前日から180° 転換して素晴しい青空の一日になった特別な一日でした。
〈 4月 〉
4月23日掲載、やさしい朝焼けの浅間山。
春らしい柔らかなトーンと上空の波形の雲がリズミカルでお気に入りの一枚でした。
〈 5月 〉
5月4日掲載、満月間近な朝、月明かりの残る2時39分より15分間、北天の星の軌跡です。
北側の広場から長野方面や上田・小諸の夜景を入れて撮影しました。
〈 6月 〉
6月20日掲載、雲海が広がる高原の朝。
撮影したのは前日の19日、この日は年に何度あるかという特別な朝でした。
沢山あるメルヘンチックな写真から選んだ1枚です。
〈 7月 〉
7月4日撮影、おそらく休暇のため非掲載、満月に照らされる月夜の雲海。
前日に満月を迎えた月が、真夜中に南の空を行くころ、ホテル周辺には雲海が広がっていました。
この景色をご覧になったのは、未明に星空観察に来られたわずかなお客様だけでした。
〈 8月 〉
8月22日掲載、朝やかな緑が広がるアルプス展望コース
朝の斜光が入った時のたまらなく美しい瞬間。
〈 9月 〉
9月26日掲載、日の出の瞬間。
昇る朝日の向こうに織りなす美しい雲の模様と、手前上空の荒らしい雲が対照的で美しかったお気に入りのショット。
〈 10月 〉
10月16日掲載、ホテルのテラスから南東の空の星の軌跡。
なかなか晴れなかった新月の週末、ようやく晴れたこの日は未明から星空観察会も大盛況でした。
嬉しいことに、ちょうど流れ星が入りました。
〈 11月 〉
11月25日掲載、王ヶ頭山頂から眺める夕日。
この日は日没目前になって南の谷から雲が湧き立ち、周囲を包んでゆきました。
見たこともないような風景。現実と幻想が同居しているような不思議な世界でした。
〈 12月 〉
12月13日掲載、霜でおおわれて白銀の森と化した美ヶ原スカイラインの周りの木々。
その向こうには雲海が広がり、遠くに北アルプスから白馬の山々が連なっています。
さて、駆け足で垣間見てきた今年の12ヵ月いかがでしたでしょうか。
その名の通り美しい、ここ美ケ原は1年間本当に美しい景色を沢山見せてくれました。
今年一年ありがとうございました。
~ 宿泊部 関川 ~