朝回復した天気は日中いっぱい続きました。
気温 ~ 朝 : 16.4℃ 昼 : 19.6℃ 夕 : 18.9℃
昨夜も雨が降り星空を見ることができなかったのですが、肝いりの星空ファンの方は日付の変わった1時過ぎに、しばらくの間星空を見ることができたそうです。
さてさて、そんな天気も日の出が近づくにつれて回復してきました。
現在の日の出の予想時間は4時51分頃ですが、残念ながらその時間には間に合わず、今朝は5時22分頃の日の出となりました。
周囲には雲海が広がり、雲が多めながらも素敵な朝となりました。
写真は日の出カフェ担当、ハーさんから共有していただきました。
まだまだ雲が多かった6時過ぎ
6時16分、上空の雲が晴れてきました。
どんどん高度が上がる夏の太陽が雲の上に出るのはもうすぐです。
南側の谷を埋める雲海 ~ ①
南側の谷を埋める雲海 ~ ②
この後、お花畑周遊コースを一周してきました。
沢山写真を撮りましたので、2回に分けて掲載したいと思います。
今日は前編。
【 草原編 】
ホテル北口を出たすぐのところの咲いているウドの花。
お花の自然教室では、シシウドと比較して紹介したりします。
ところで、ウドは漢字では独活と書きます。なぜこの漢字なのか調べてみると、
夏に2m近い大木になり、大きな葉を広げてゆさゆさと風に揺れている様子が、独りで活動しているように見えるからだそうです。
高原の大きなシシウドをみると、うん納得。
この草原はマツムシソウとキオン、ノアザミ、ハクサンフウロのコラボレーション。
見事です。
山頂周辺はウメバチソウが咲き始めました。
この時間は朝露がしっとりついていて、白さも上品に見えます。
まだまだ蕾の方が多いですが、秋を代表する高原のお花です。
6時30分、そろそろホテルでは王ヶ鼻へ行くバスが出発する頃。
周囲の雲が動き、急に晴れ間が広がってきました。
写真は手前にマツムシソウ、奥にキオンの群落。美しい瞬間でした。
岩場に咲くコキンレイカ。まだまだ見頃です。
保護エリアのお花畑。
ハクサンフウロの草原にひょっこりアキノキリンソウ。
朝露がたっぷりついたホタルサイコは繊細な美しさ。
シュロソウとホタルサイコのコラボです。
6時41分、上空の雲が晴れて、明るい日差しがここまで届きました。
昨夜の雨もあるのでしょうが、光る朝露。コバギボウシの大群落。
アップにしてもこの通り、瑞々しくてとてもきれいです。
日の当たったハクサンフウロの草原に霧が湧きたちます。
そんな中に咲くキオンの花。
いつもの景色が違って見える、そんな瞬間に立ち会えたらラッキーですね。
意外と花期が長いシャジクソウ。まだこんなに状態のいいお花が残っていました。
こちらは朝露が光るマルバタケブキの花。
こうして撮ると爽やかですね。
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《 今日の美ケ原 + プラス 》
高原とは言え、夏の日差しの中を歩いてくると汗もかきますし、のども乾きます。
一昨日からロビーに新しいサービスドリンクがお目見えしました。
こちらがそのお飲み物。
女将さん手作りのしそジュースです。
爽やかな風味で、ジュースとは言っても甘くはしてありません。
散策の後にロビーで一杯飲んだら疲れも暑さも吹き飛んでしまうことでしょう。
女将さん、ありがとうございます !
~ 宿泊部 関川 ~