早起きしても損はしないはずの午前5時、起きて見るとなんと周囲は雲の中。

 

お客様の中には明るくなる前に星空を見るべく、もっと早起きされていた方もいらっしゃいました。

 

昨日と違うのはそこからで、明るくなるにつれて周囲の雲は消え、高原と朝焼けが広がる山々が見えてきました。

 

しっかり冷え込んだ今朝の最低気温はマイナス10.7℃。手袋をしていても手がかじかんできます。

 

三月後半にこれほど冷え込んだ真冬日になるのは珍しい事です。

 

日中もずっと低い気温でしたが三月の日射しは暖かく、日向で過ごす分にはそれほど寒く感じません。

 

ホテルの周りは散策や外で遊ぶ皆さん、雪上車のイベントなどで、一日中賑わっていました。

 

 

 

 

今日の気温

 

朝：-10.7℃　昼：-6.2℃　夕：-4.9℃

 

 

 

 

今日の様子を写真でご覧ください。

 

 

日の出前、一気に雲から抜けると美しい風景が広がりました。

 

 

 

5時23分、ホテルの向こう南西の空には満月を過ぎてもまだまだ明るい月齢18の月が残っていました。

 

周囲は依然雲の中でしたが、上空には少しずつ空の青が混じってきました。

 

 

 

5時32分、雲から抜けた南東側には朝焼けが広がり、遠くに富士山の頭だけが見えていました。

 

 

 

5時32分、こちらは北東方向の浅間山。

 

周囲の山々をはじめに、次第に見える風景が広がってきました。

 

 

 

5時39分、日の出の時間が近づいてきた頃、ようやく高原の雲が動き始めました。

 

 

 

5時46分、早くから抜けていた南側、気が付くと南アルプスの上の雲が朝日に輝いていました。

 

 

 

いよいよ日の出です。日の出の頃の風景をどうぞ

 

 

 

5時52分、待ちに待った日の出です。

 

日の出の時間が日増しに早くなりますが、今朝は雲がある分だけ遅くなりました。

 

 

 

5時54分、レンズを替えて広く写した写真です。

 

 

 

5時57分、場所を変えて北側の広場から、三月の新雪が積もる斜面越しに浅間山。

 

 

 

5時58分、樹氷で真っ白になったの木々の先にも日差しが届いてゆきます。

 

 

 

6時03分、一番最後に雲から抜けたのは、西側の北アルプス方面でした。

 

つい先ほどまで見えていなかった槍ヶ岳が、雲の上に見えてきました。

 

 

 

6時04分、ふんわり雲の中から覗く武石峰が丸くてかわいかったです。

 

 

 

6時05分、眼下に広がる森と自然保護センター・うつくしテラス。

 

白く雪が積もっている所は、笹やぶになっているところです。

 

 

 

6時07分、ホテルに戻る途中、氷柱がびっしり付いた北口。

 

 

 

6時10分、かじかむ手がそろそろ限界です。

 

頑張って最後にもといた展望テラスから、日の出後の高原の風景。

 

春分まであと二日。これぞ真東！

 

 

 

8時30分、その後の朝の風景

 

 

 

ひとつ前の写真と比べて見て下さい。春の日がいい角度でどんどん高くなります。

 

 

 

同じ時に続けて撮影した南東方面、美ヶ原台の向こうに八ヶ岳。

 

 

 

お昼ごろの様子

 

 

 

ちょっと雲が多くなってきた12時23分の高原側。青空に浮かぶ雲が可愛く見えます。

 

街に住んでいれば、こんな角度で雲を横から眺めることもそうそうないでしょうか。

 

 

 

12時26分、王ヶ頭山頂にやってきました。

 

皆さま、石碑の白文字にご協力いただき、ありがとうございます。

 

 

 

12時27分、石碑の向こうの鉄平石の上に出て撮るいつものカット。

 

御嶽山から乗鞍岳方面もしっかり見えていました。

 

 

 

午後の出動に向けて待機中の雪上車がひなたぼっこしていました。

 

 

 

今日は雲が多めでしたが、なんとか夕日の時間まで天気がもちました。

 

時間の都合で写真は割愛いたします。

 

今夜から明日の朝にかけては再び雪の予報です。

 

雪が止んでからの景色に期待しつつ、明日の朝は久しぶりにゆっくり寝ていられそうです。

 

 

 

本日の担当は関川でした。