2月10日 雲一つない朝から、雲につつまれた午後。

最低気温はマイナス14.4℃!しっかり冷え込んだ美ヶ原ですが、今朝は雲一つない快晴の朝を迎えました。

 

オレンジ色に広がる朝焼けと稜線から昇る朝日、美しい霜の華と冬に見たい景色が沢山の贅沢な朝でした。

 

一つ残念だったのは、強い冬型のおかげで雪雲に覆われた北アルプスや白馬方面の山々が見えなかったことです。

 

午後になると素晴らしかった天気は急変、辺り一面雲に覆われてしまいました。

 

冬の天気は移り変わりが早いものですね。そして明日の朝にかけては再び晴れて来る予報です。

 

冬型が弱まれば北アルプスのモルゲンロートも見られるでしょう。

 

 

 

 

今日の気温

 

朝:-14.4℃ 昼:-9.9℃ 夕:-10.0℃

 

同じくらいの気温ですが、日差しが乏しい今日は昨日よりも寒く感じました。

 

 

 

 

今日の様子を時間を追って見てゆきましょう。

 

 

今朝の霜の華は厚みもあり、形も美しく立派でした。

 

 

 

5時57分、朝焼けに染まるCafe2034の窓辺。

 

一つ一つの窓枠の中には、自然が作り出した霜の芸術「霜の華」が出来ていました。

 

さあ、どの窓を撮りましょうか。

 

 

 

今日は選ぶのに困るくらい沢山写真を撮りました。

 

 

 

日の出前の写真は厳選してこの2カットです。

 

 

 

朝焼けの富士山から日の出まで

 

 

 

6時06分、雲一つなくスッキリ晴れた空にオレンジ色の朝焼けが広がります。

 

上空の空の青に向けて変化してゆくグラデーションがきれいで、

 

空も広く入れて撮りたくなりました。

 

 

 

6時08分、真南に位置する南アルプスの辺りまで来ると、朝焼けのオレンジは落ち着いていました。

 

 

 

6時23分、今朝の日の出の瞬間は突然やってきました。

 

あと一か月で春分です。

 

次第に真東に近づく日の出の位置。今朝はホテルと美しの塔を結んだ直線から南へ10°ほどのところでした。

 

 

 

もう少し広めにとった写真です。

 

朝日を反射する雪原の色がまた美しい。

 

 

 

朝日を取り込んで金色に輝く霜の華

 

 

こちらも厳選して2カットです。

 

 

 

6時26分、日の出後に急いで撮影した霜の華です。

 

 

 

日の出前の写真では鳥の羽のように見えていた模様が、燃える炎のように見えました。

 

 

 

再び展望テラスから、朝日が昇る高原と...

 

 

 

6時34分、少し時間が経つとあっという間に変化する風景、と景色の色。

 

同じホワイトバランス(今朝は6000K)で固定して撮影していると、その変化がよくわかります。

 

 

 

6時35分、朝日が昇る高原と...アヒル君たち。

 

日光浴でしょうか? これだけ寒ければ溶けないので安心ですね。

 

 

 

6時36分、朝日を受けて輝く王ヶ頭ホテルと、上空にお月様。

 

明日は下弦の月。

 

これから毎日少しずつ細くなってゆく月は、同じ時間でもより東に移動してゆきます。

 

 

 

今朝のスノーシュー教室より

 

 

 

8時48分、みんな揃って記念写真です。

 

 

 

 

 

山﨑先生から辺りに見える山の紹介やお話が次々に出てきます。

 

真面目なお話に突然冗談を挟んできますから、皆さん聞き逃さないようにご注意下さい。

 

 

 

今朝の霜の華 Part 3 、偏光板で抽出した色彩美

 

 

 

早朝から撮影している東側の窓ではなく、この2カットは北向きの窓です。

 

 

 

この写真の真ん中の部分、龍か鳳凰のように見えませんか。

 

 

 

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おまけのコーナー

 

 

時々写真を頂いている大森さんから、野鳥の写真を頂きました。

 

美鈴湖の駐車場でお客様を待っていると近くにやってきたそうです。

 

 

 

この美しい青い鳥は、ルリビタキのオスです。

 

ルリビタキは冬鳥と思われがちですが、日本国内にいる留鳥で、夏は標高の高い山で過ごし、寒い冬になると街に下りてきます。

 

まだ寒い冬ですが、大森さんのバスでいち早く美ヶ原に上がりたかったのでしょうか?

 

「春までホテルにいさせてください!」なんてね。

 

市内でも見られる鳥ですから見つけてみて下さい。

 

きっと幸せになれますよ。

 

 

 

以上、

 

本日の担当は関川でした。