12月6日 休館明け初日風の強い真冬日

10日間の休館が明けた今日の美ヶ原は、朝の最低気温が-7.2℃。

日中でも-5.4℃が最高気温と大変寒い一日になりました。

 

日の出前のテラスはさすがに休館日明けですから誰もいません。

気温が低い上に風が強く、体感温度は間違いなくマイナス10℃以下でした。

上空には冬らしい灰色をした雲が、まるで美ヶ原に蓋をするかのように広がっていました。

その低空を行き交う雲はすさまじい速さで流れてゆきます。

 

日の出の時間には、上空の蓋と稜線の間にできたわずかなすき間から太陽がのぞきました。

美しい景色も束の間、高度を上げた太陽が再び雲に入ると、それから午後までずっと雲の中。

そんな一日でした。

 

 

今日の気温

 

朝:-7.2℃

昼:-5.4℃

夕:-5.9℃

 

 

今日の様子を写真でご覧ください。

 

日の出の頃の様子

 

6時04分、急速で流れてゆく雲が次々に富士山の前を通り過ぎてゆきます。

 

雲がない時を見計らってカシャッ。

 

 

6時19分、高原の上を覆う鍋蓋のような灰色の雲。

 

雲の下は日の出前の光線を受けた高原が、明るく広がっていました。

 

 

高原の上には真っ白に霜が降りた草木が立ち並んでいました。

 

 

6時34分、南の方に目をやると、諏訪地方の上空は雲から抜けて湖も見えていました。

 

 

6時41分、蓋のような雲と日の出の稜線の隙間がわずかな希望です。

 

どうか日の出の瞬間にこの隙間を残しておいてください!

 

 

6時42分、願いが通じたのか、無事にご来光となりました。

 

 

朝日を浴びて輝く草原の草木。真っ白な霜が橙色の暖かい日差しに染まります。

 

 

6時47分、再び上空の雲の中に隠れてゆく太陽。高原の日射しが乏しくなってゆきます。

 

 

6時54分、北アルプスが見えていないのは承知でしたが、北側の広場に行ってみました。

 

上田方面の上空もスッキリ晴れ、何事もない穏やかな風景が広がっていました。

 

 

凍えそうな草木。足元には休館中に降った雪が溶けの残っていました。

 

 

お昼ごろもずっと雲の中。

ホテル全景をモノクロームで。

 

 

12時18分、ホテル前のベンチ周辺。霜は降りていますが、雪はほとんどありません。

 

 

こちらは北口。静かなホテル。

 

 

~宿泊部 関川~