予報よりは良いお天気でしたが、終日雲が多めでした。
気温 ~ 朝 : 8.0℃ 昼 : 13.1℃ 夕 : 11.2℃
春の訪れが遅い美ヶ原でも新緑が広がり、牛の放牧が始まり、草花が咲き始める季節になりました。
いよいよ高原が一番さわやかな季節ですが、同時に心配なのが梅雨の訪れ。
沖縄は梅雨入りし、太平洋岸に停滞する前線の動きが気になりますが、しばらく美ヶ原は雨の心配はなさそうです。
今日の予報は一日中曇りでしたから、日の出の時間に周囲を雲が包んでいても驚きはしませんでした。
ところがその後次第に雲から抜け始め、10時頃には爽やかな青空が広がりました。
風は少し強かったですが、散策されたお客様は皆さん、ちょうど気持ち良かったとおっしゃっていました。
7時過ぎの美ヶ原
こちらの写真は今朝の王ヶ鼻展望ツアーで、ドライバーの大森さんが写してきてくれたものです。
薄い雲を通して見る松本市や周囲の山々は、少しメルヘンチックにも見えます。
それと同じころ、7時11分のホテル前。
王ヶ鼻とは30メートルほどしか標高が違わないですが、少し場所が違うだけで雲から抜けたり、包まれたり。
山のお天気は不思議ですね。
その後10時過ぎから、王ヶ頭も雲から抜け出しました。
青空が広がり、初夏らしい雲が浮かぶ美ヶ原高原
ここからはお昼過ぎに撮影した写真です。
高原の上、爽やかな青空に浮かぶ雲。
夏の真っ青な空にそそり立つ入道雲とはちょっと趣の異なる、初夏らしいわた雲。
そんな風景のオンパレードをどうぞ。
11時30分、ホテル前の展望テラスから眺めたアルプス展望コースの続く草原。
八ヶ岳は山頂が雲の中ですが、空に浮かぶ雲がふわふわと気持ちよさそうです。
11時30分、同じ時に撮影した高原側です。緑が広がり、見た目にも初夏を感じます。
上の写真とはパノラマの位置関係にあります。イメージすると目の前に広大な風景が広がる ? かも。
11時31分、ホテル前の広場から見上げた王ヶ頭ホテルと青空、白い雲。
11時33分、今度は北側の広場にやってきました。
天狗の露地を下るとうつくし・テラスと自然保護センター、焼山、武石峰。この上を美ヶ原スカイラインが通っています。
ドライブしたら気持ちいいでしょうね。
11時33分、同じ時に撮影した北アルプス方面。残念ながら雲の中です。
あまりにきれいなので、つい雲だけ撮ってしまいました。
11時38分、今度は王ヶ頭山頂までやってきました。
王ヶ鼻まで続いてゆくアルプス展望コース沿いの草原、淡いグリーンが輝いて見えます。
そしてこちらにも美しい青空と空の雲。
11時38分、山頂眼下の草原、アルプス展望コースが烏帽子岩へと続いてゆきます。
この写真も上の写真とパノラミックな位置関係にありますから、想像しながらつなげてみて下さい。
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《 今日の美ケ原 + プラス 》
さてさて、美ヶ原では芽吹きが進み、小さな高山植物が次々に咲き始めています。
昨日取材した、山頂からアルプス展望コースの一部を通って周回するお花畑コースと、天狗の露地の様子を今日と明日に分けて掲載いたします。
Part 1 お花畑コース編
お散歩したのは朝6時頃からです。この時間はまだ眠っているお花が多く、沢山あったのですが撮れ高は少なめ。
日当たりのいいところでは植物が元気に育っています。
名前を読んであげなくてはいけないのですが、勉強不足でお花が咲かないと分かりません。< m ( _ _ ) m >
「 今後の成長に期待して観察しましょう ! 」
こちらもニョッキリと元気に芽生えていますね。見ていると元気をもらえそうな気がします。
この植物も、保護観察対応、「 今後の成長に期待して観察しましょう ! 」
朝のお散歩の楽しみは草つゆ。瑞々し草原には植物の上に沢山の朝露が宿っています。
まるで宝石のような水滴の粒。
お花が咲いていますね、名前を呼んであげましょう、ミヤマハタザオさんです。
こちらは沢山生えてきています、ハクサンフウロの若葉です。
お花が咲いていませんがこの葉には見覚えがあります。
今後とても長い期間ピンク色の可愛い花を咲かせて、皆さんの目を楽しませてくれます。
明日に続く。
~ 宿泊部 関川 ~