3月18日 今日の美ヶ原

冬将軍、盛り返す !
気温 ~ 朝 : - 7.0℃ 昼 : - 4.4℃ 夕 : - 7.5℃

暖かかった週末で気分が春に片寄っている所へ、強まった冬型の気圧配置。

今日の美ヶ原は一日中冷たい北風が吹き、再び真冬に戻ったかのような寒さでした。

冬型がもたらしたのは厳しい寒さばかりではありません。

今日は久しぶりに遠くまで晴れ渡り、富士山をはじめ南寄りの山々はとてもよく見えました。

本日バスで到着されたお客様は、車窓から見る春らしい強い日差しと、下りた時の気温のギャップに驚かれたことでしょう。

それでも皆さん元気に雪上車体験ツアーや散策に出かけていらっしゃいました。

 

お昼過ぎの王ヶ頭山頂。眩しいほどの雪面の反射と、遠くまで澄み渡る青い空。

 

日の出の頃の様子

 

5時16分、今朝の日の出前の高原の様子。

静かで穏やかな風景は今日も変わりませんが、今日は北側の谷から次々に雲がやってきます。

 

5時42分、通り過ぎてゆく雲のスピードは思いのほか速く、形も様々。

龍やモスラにガメラにニワトリ。雲の百鬼朝行とでも言いましょうか。

 

日中は遠くまで晴れた空でしたが、朝のうちはまだまだ霞がかった空でした。

 

5時40分、この時間には富士山は見えませんでしたが、久しぶりに南アルプスが見えていました。

甲斐駒ヶ岳と北岳は猫の耳に例えたりもしますが、今朝は葉っぱの傘を差したトトロに見えました。

 

5時54分、一瞬だけ見えた浅間山を急いで撮りました。

 

5時57分、日の出の時間。もうこの雲の向こうには太陽が出ているはずです。

 

5時58分、 「 あっ、出たー 」  私が見つけるより先に歓声が上がりました。

 

6時00分、オレンジ色に輝く空、雲の上に現れた太陽。雪原にも朝日の反射が光ります。

 

同じく6時00分、物見石山の上に寝そべるワニの上に朝日。

今朝の雲はどれもユニークな形です。

 

その後の朝の様子

 

7時52分、まだまだ続く雲の大行進。ですが、少しずつ雲が切れてゆきます。

空はご覧の通り、真冬のようなブルー。

 

お昼ごろの様子

 

11時35分、展望テラスから眺める南側の風景。

同じアングルで撮影した16日にの写真と比べると、遠くまで青空が広がっているのが分かります。

プカプカと浮いている小さな雲も可愛いです。

 

12時11分、こちらも強い冬型がもたらす風景。北アルプスの向こう側、日本海側は吹雪いていることでしょう。

 

冒頭の写真を撮ったのと同じ12時15分、王ヶ頭山頂より王ヶ鼻とその向こうの北アルプス。

御嶽山も乗鞍岳も穂高岳も、山頂はすっぽり雲に包まれていました。

 

現在の天気予報では今夜は晴れ。

風が強く、気温も低いですが、きっときれいな星空が見えることでしょう。

でも明日の朝の日の出は少し心配です。

 

~ 宿泊部 関川 ~