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久し振りに日の出を見ることが出来ました。
気温 ~ 朝 : 15.6℃  昼 : 19.4℃  夕 : 19.4℃

昨夜は雨が降ったようで、雨に洗われた空気が澄み渡り、気持ちのいい朝を迎えました。

ホテルの周りには小さな水たまりができており、草原の草花はしっとりと濡れて普段にも増して瑞々しく見えます。

今朝は久しぶりに雲間から抜けており、日の出も見ることができました。

いったい何日ぶりだったのでしょう。ブログで確認してみると、最後に稜線からの日の出が見られたのは、7月18日の朝でした。

日中は夏雲の浮かぶ青空。心地良い気候の下で皆さん散策を楽しんでいらっしゃいました。

 

一週間ぶり、稜線から昇る日の出

 

4時48分、少し雲がありましたが、浅間山の裾から太陽が顔を出しました。

日の出の時間も少しずつ遅くなり、その位置も次第に南に移ってゆきます。

 

4時52分、日の出後の高原

 

5時45分、しばらく時間が経ち、日が高くなった頃の高原。

 

 

朝露が輝く草原の草花。キラキラ水滴コレクション。

 

ホテル玄関前に咲いているマツムシソウです。ちょうど日差しが届きマツムシソウに当たり始めました。

背景では草原の朝露が輝いています。

 

そのすぐ近くに咲いているハクサンフウロ。朝日を浴びて生き生きとしています。

 

昨夜の雨を含んだ朝露が、草原のいたるところでキラキラ輝いています。

清々しい高原の朝。今朝は特別な朝に違いありません。

そこで今朝も、王ヶ鼻方面からアルプス展望コースへ足を運んでみました。

 

お花畑の中のクガイソウです。保護されたエリアの中は草花がいたるところに咲き、どれを撮ろうか迷ってしまいます。

 

「 牧場の朝 」 そんなタイトルがふと浮かんできました。

アザミの花の上で朝早くからせっせと働くハナバチさん。忙しい一日のはじまりです。

 

ヤナギランの群落では日に日に開花が進んでいます。

斜面に差し込む朝日が、やさしく花たちを包み込みます。

 

シャジンの花のクローズアップです。水滴がたっぷり乗って瑞々しさがあふれています。

シャジンは漢字では沙参と書くお花です。美ヶ原にはミヤマシャジンやヒメシャジン、ウツクシシャジンなど幾種類かありますが、私はまだ見分けられません。

 

葉っぱの上の水滴が今にもこぼれそうです。この葉は何の葉でしょう ?

実は6月の終わりに美しい花を咲かせていたタカネバラの葉です。

この葉はとてもきれいに水をはじき、いい水滴がつきます。

 

今日の真打ち、マツムシソウです。

なかなか納得のいく写真が撮れなかったマツムシソウですが、今朝ようやくイメージ通りの写真が撮れました。

この美しさは、昨夜降った雨と朝露、澄んだ空気と朝の斜光線、日差しを和らげる雲のディフューズ。

そしてちょうど良い場所に咲いていてくれた、形の良いマツムシソウの成せる業です。

 

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旬のお花情報も掲載しましょう。

 

7月23日、お花のパトロール Part 2 「 黄色いお花 」

 

キオン ( 黄苑 ) が咲き始めています。

 

こうして真上から撮ると葉の形がよく分かります。

同じ時期に咲く花のよく似たハンゴンソウとは、葉の形で区別が出来ます。

 

ホタルサイコ ( 蛍紫胡 ) です。名前の由来は不明ですが、蛍の光のようにまばゆく撮れました。

 

黄色いお花縛りなら,今の時期コキンレイカ ( 小金鈴花 ) ははずせません。

 

こちらはコウゾリナというお花のようです。

初めて見るお花があると、写真を撮ってきてから名前を調べるのですが、漢字では剃刀菜と書きます。

触りませんでしたが、どうやら痛いほどの触感があるようです。

 

~ 宿泊部 関川 ~