突き抜けるような青空、季節が秋に戻ったかのような一日。
気温 ~ 朝:-1.5℃ 昼:5.0℃ 夕方:2.1℃
今朝の美ヶ原は冷え込み、気温は氷点下。
しかしながら風が穏やかでしたので、実際の気温ほど寒くは感じませんでした。
前日に新月を迎えたばかりということで、月明かりの影響を受けることのない未明の空には、満天の星が広がりました。
早起きされたお客様も多く、夜明け前から沢山の方が外に出ていらっしゃいました。
日の出の頃になると雲海が広がり、雲海の上に広がる朝焼けと、美しい日の出を見ることができました。
日中にはその雲も消え、突き抜けるような青空がどこまでも続いていました。
とっくに冬になったと思っていましたのに、今日は秋に逆戻りしたような一日でした。
~ 今朝の美ヶ原 ~
今の時期に朝の星空を見るのなら、5時頃からがいいでしょう。薄明が始まったばかりの空には沢山の星が見えています。
30分はいい時間が続くと思います。
さてさて、今朝はそれより遅く、空が白み始める6時前から撮影を始めました。
この時間になると、空に残っているのは一等星とわずかな二等星のみになります。
5:44AM 贅沢なパノラマラインの上に春の一等星、おとめ座のスピカを見つけました。
5:49AM 電波塔の上空高くには北斗七星。
この配置はちょうど、春の夜の星空観察で見上げる空と一緒です。
5:52AM まだ薄暗い高原を、たくさん露光してわざと明るく写してみました。
遠くに雲海が広がっているのが分かりました。鹿さんたちはもう引き上げてしまったようです。
6:01AM 富士山の方角にも雲海が広がっていました。いつものアングルでも、こんな写真が撮れました。
6:11AM 北アルプスの側もこの通り、雲海が広がっていました。
まるでアルプスが雲の上に浮かんでいるようです。
近くの雲海も…..
この通り、とてもフォトジェニックな表情を見せてくれました。
6:28AM もうすぐ日の出です。
ビーナスベルトがアルプスの山並みのすぐ近くまで降りてきました。
6:34AM 静かな雲の海、鮮やかな北アルプス。
一番美しいのは日の出の瞬間、同じ時です。今朝は日の出の方には行かず、北アルプスに付き合っていました。
6:44AM 昇った太陽が高原を照らします。眩しい強い光に、高原の起伏が強いコントラストを描きます。
今朝は玄関前ですこし霜が付いて光っていた、カラマツの木も入れてみました。
~ 朝のお散歩ツアーは王ヶ鼻に行きました ~
8:45AM出発。今朝は沢山の方が参加され、マイクロバス3台で出かけました。
雪の乗ったアルプスが一望できます。
写真は、2号車のドライバーで帯同された三浦支配人から共有して頂いたものです。
~ 宿泊部 関川 ~