素晴らしい朝焼けと雲海の朝。昼頃からは冷たい雨が降る美ヶ原でした。
気温 ~ 朝:4.1℃ 昼:6.9℃ 夕:6.0℃
昨日は冷たい霧雨の中の一日でしたが、奇跡的に夜7時頃には晴れてきました。
上空にある雲が月明かりに照らされ、時折雲の切れ間から十三夜のお月様が顔を出しました。
九月の十五夜もお天気が良く、お泊りの皆さんと望遠鏡で観察できましたので、今回片見月にならずに済みました。
~ 10月8日、十三夜のお月様 ~
10月8日、午後7時過ぎ、ホテル前の展望テラスからの写真です。
早くお食事を終えたお客様とお月様や木星、土星などを見ていると、どんどん空が晴れてきて、そのまま星空観察会になりました。
さてさて、ここからは今日のお話。
午前5時に出勤すると、上空には雲があり、パッとしない天気だなぁと思っておりました。
しかしながら後から出勤して来られた三浦支配人が、「 今朝はいいよ 」とおっしゃるので慌ててカメラを取りに戻りました。
~ 真っ赤な朝焼けに染まる美ヶ原 ~
夢中で撮影しました。
撮影した後も、これは現実の事だったのだろうかと不思議に思うくらいすごい朝焼けでした。
5:38AM 朝焼けに染まる八ヶ岳と雲海。
同じ時、谷間から吹き上がる雲海が高原の上を進んでゆきます。
5:39AM 朝焼けに染まる美ヶ原高原。
この写真のホワイトバランスは太陽光です。フィルターは使っていませんがこんな世界になりました。
同じ時、高原を進む雲海の雲をアップで撮影。
5:41AM 富士山は茜色の雲を背景に、紫色の雲のストールをまとっていました。
5:49AM 雲海の上から太陽が昇りました。
上空を覆う雲の底にも太陽が反射して、黄金色が広がります。
その時、お泊りの皆さんは、思い思いに絶景を収めていらっしゃいました。
~ その後の美ヶ原 ~
ご宿泊の皆さんが王ヶ鼻展望ツアーにお出かけになった頃。
高原の向こうにあった雲海が手前に広がってきました。
7:08AM 雲海が押し寄せる美ヶ原高原。
同じ時、雲海の中の美しの塔。
7:54AM 雲の上の世界。
ここはどこでしょうか。ひょっとしたら神々の住む世界かもしれません。
朝焼けに染まる真っ赤な世界を見た後には、心が浄化されたような気分になります。
~ 宿泊部 関川 ~