3月21日 春霞、春の日射しに冬の風

今日も美ヶ原は朝から晴天、雲一つない空に朝焼けが広がり、美しい日の出を見ることが出来ました。

 

今朝の最低気温はマイナス7.6℃。風はなく、春の空気感の中で過ごす穏やかな一時となりました。

 

日中になると、春分を過ぎてさらに強まる日差しに気温がぐんぐん上がります。

 

その反面、冬のような冷たい風が強まり、体感的には朝よりも寒く感じました。

 

気温が上昇するにつれ、遠くの山々は霞んで見えなくなってゆきます。

 

まさに冬と春とが同居する、今日の美ヶ原でした。

 

 

 

今日の気温

 

朝:-7.6℃ 昼:-1.4℃ 夕:-2.4℃

 

 

 

雲一つない空が広がる、日の出の頃

 

 

 

5時20分、朝焼けが広がる八ヶ岳から富士山、南アルプスの稜線は少し霞んでいました。

 

南の上空には明日の朝下弦を迎える月が、明るく輝いていました。

 

 

 

5時22分、先日降ったばかりの雪が残る雪原は、三月とは思えないほどきれいです。

 

東の稜線は館内からでもわかるほど真っ赤な朝焼けが広がっていました。

 

 

 

5時26分、少し霞みがかり、おぼろげな雰囲気の富士山。

 

 

 

同じ時の浅間山方面。

 

こちらも少し霞んでいますが、朝焼けがとても鮮やかでした。

 

 

 

5時34分、西側の北アルプスの様子を見に行く途中で撮影した、ホテル北口と空の月。

 

残念ながら北アルプスは雲に包まれており、モルゲンロートは見られそうにありません。

 

 

 

5時42分、本日の日の出の瞬間です。

 

毎日確実に早くなり、位置もぐんぐん北寄りに移ってゆきます。

 

 

 

5時46分、太陽の形が丸く見えるようになる頃、手前の雪原にも朝日が届き、雪の上を赤く染めました。

 

 

 

5時50分、北側の広場へ移動してみました。

 

北アルプスは見えていませんでしたが、真っ白な雪原と焼山、武石峰が美しく、遠くの雲が少しピンク色に染まっていました。

 

 

 

5時55分、もう一度テラスに戻って撮影するのがいつものルーティーンです。

 

10分ほどの違いで、高原を包む光の色がすっかり変わっていました。

 

日の出を見終わった皆さんは、満足してホテルに戻ってしまいますが、この時間の方がむしろ美しいと思いませんか。

 

 

 

ぐんぐん昇る太陽、気温が上がり、空が霞み始めた8時半

 

 

 

8時21分、すこし霞んだ空に昇った太陽は、オブラートに包まれたようにぼんやりと輝きます。

 

デフューズされた光が高原に降り注ぎ、雪原を照らし、草木の影までも薄くします。

 

 

 

同じ時の南東方向、アルプス展望コースが続く美ヶ原の台地。

 

その向こうに見えるはずの八ヶ岳はすでにかすみ、富士山も見えなくなってしまいました。

 

 

 

お昼前、強風に断念した山頂行き

 

 

 

11時29分のホテル前。

 

山頂に行こうとしましたが、ホテル裏まで出ただけで強烈な風吹いていました。

 

先日降ったばかりの雪が風に乗って吹き付け、襲ってきます。

 

断念して撮ったホテルの写真は、冬よりも太陽の高度がずっと高く、画面に上手く収まりませんでした。

 

 

 

本日は夕日もきれいに見ることが出来たそうですが、

 

勤務の都合で写真は撮れませんでした。

 

 

 

以上、

 

本日のブログ担当は、関川でした。