未明から星の見えない厚い雲に覆われた美ヶ原でしたが、日の出の頃には奇跡の光景が広がりました。
徐々に明るくなるにつれ、上空の雲が赤く染まり始めました。
その赤さたるや、普段見る朝焼けの何倍も赤く、空一面を焼き尽くす炎のようでした。
「空が火事!」なんて表現がぴったりくるのではないでしょうか。
日中は次第に風が強まり、防寒着を着ていてもフェイスマスク等を着用しない限り顔が冷たく氷りそうでした。
そんな中、到着されたお客様は元気に雪上車や、写真撮影に出かけて行かれました。
今日の気温
朝:-8.5℃ 昼:-6.7℃ 夕:-6.4℃
真っ赤な朝焼けの空
今朝、私は撮影しませんでしたので、本日の日の出カフェ担当の砂野さんが撮影した写真でご紹介いたします。
焼ける空、三脚を立て日の出を待つ皆さん。
富士山と上空の真っ赤な雲。映画のシーンからカットオフしたかのようです。
6時50分頃、本日の日の出です。
素晴らしい写真ですね、。砂野さん共有ありがとうございます。
そんな真っ赤に焼けた日の霜の華。
北アルプスのモルゲンロートも、いつものピンクとは違い赤みが強いようです。
その後の朝
7時42分、出勤するついでに撮影した高原の風景。炎の朝焼けは「鎮火」しました。
鎮火後には富士山が消滅? いえいえ、ただの雲隠れ。
カフェの窓に映る風景が実際よりも美しく見えたので、借景。
今日の霜の華、偏光板で抽出した色彩。
霜の華/破片
霜の華/折り重なる銀杏の葉
霜の華/宝物
風が強かった午後の風景
15時18分、体験ツアーに出発する雪上車。
高原上空にはポッカリ浮かぶ雲の一個編隊。
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【 3月の追加営業日のお知らせ 】
当初は休館の予定でした、3月10日 (月) ~3月13日 (木) までの4日間ですが、営業する運びとなりました。
山々に残雪が残る3月、冬型が緩んでくるこの頃には、日本海側を覆っていた雪雲が消え360℃のパノラマが見える機会も増えてまいります。
ご都合がつく方はぜひお泊りにいらして下さい。
販売開始直後の今は、人気のスイートルームも空きがありますよ。
以上、
本日の担当は、関川でした。