12月9日 待ちに待った冬晴れ、霜の華。

昨日の青空は束の間で、夕方には曇ってしまったのですが、夜半からは晴れ、夜更かしした方は星空もご覧になれたそうです。

 

今朝は日の出前から快晴、氷点下10℃近く冷え込んだ美ヶ原は、いろんな意味で身震いするほど美しい景色が広がりました。

 

今シーズン初めての本格的な雪は高原を白く埋め、雲一つない稜線からは眩しい日の出。

 

北アルプスを始め周囲の山々は先日の雪でさらに白くなり、青空を背に凛々しく聳えていました。

 

 

今日の気温

 

朝:-9.8℃ 昼:-6.0℃ 夕:-6.0℃

 

 

今日の様子を写真でご覧ください。

 

朝焼けが広がる日の出の頃

 

 

 

5時51分、薄明が終わり朝焼けが色濃くなる頃、まだ暗い館内で撮影した霜の華。

 

 

 

時間とともに変化する色合い。

 

夜の名残のブルーに朝焼けのオレンジが溶けてゆく、この時間だけの特別なトーン。

 

 

 

6時09分、そんな時間の高原の景色はこんなふう。

 

今朝は雲一つなくスッキリと晴れた空が、冬らしい透明感をもって広がっていました。

 

 

 

高原に下りて雪景色を眺める人たち。

 

とっておきの風景を眺める二人だけの特別な時間。

 

 

 

6時42分、もう間もなく日の出の時間。

 

日の出が近づくと、わずかな間だけ浅間山の上の雲が茜色に染まることがあります。

 

 

 

6時43分、他の山々より一足早く太陽の光を浴びる、最高峰富士山。

 

朝焼けの色とは違う朝日をまとった姿が、特別に美しいひと時でした。

 

 

 

6時44分、今朝の日の出の瞬間は突然やってきました。

 

稜線に雲がまったくない今朝は、なんの前触れもなく突然ご来光となりました。

 

 

 

6時47分、冠雪の白さを増した北アルプスがモルゲンロートに染まりました。

 

美しい瞬間は日の出と同時。今朝も三脚を担いで北側の広場まで走って向かいました。

 

 

 

6時54分、ホテル前のテラスに戻って、冬の日が昇る美ヶ原台。

 

 

朝の風景と霜の華

 

 

7時41分、出勤前にもう一度霜の華を見に行きました。

 

 

 

日の当たる東側は溶けてしまいましたが、北側には空の青をまとった美しい結晶が残っていました。

 

 

 

8時37分、皆さんが朝のお散歩ツアーに出掛けた頃の風景。

 

ゆっくり低く、斜めに高度を上げる冬の太陽が雪原を照らし、雪はいっそう白く輝いています。

 

 

 

同じ時に撮影した南東方向、遠くに八ヶ岳、富士山、南アルプスが聳えて見えます。

 

 

快晴のお昼ごろ

 

 

12時21分、真っ白な雪原と王ヶ頭ホテル。

 

 

 

12時16分、王ヶ頭山頂へ行ってみました。

 

風が強い山頂では、雪が吹き飛ばされて地面が出ている所もあります。

 

 

 

山頂でも八ヶ岳、富士山、南アルプスを遠くに捉えた写真を撮ってみました。

 

こちらの方が、少しワイルドな感じでしょうか。

 

 

 

王ヶ鼻の向こうへ、穂高岳の雄姿を引き寄せて見ました。

 

 

以上、

 

本日の担当は関川でした。