雲海と朝焼けが広がる朝、穏やかな初冬の美ヶ原。
気温 ~ 朝 : – 0.7℃ 昼 : + 1.9℃ 夕 : + 0.7℃
ここ2日間は真っ白な霜の世界が広がっていた美ヶ原ですが、今日は霜が降りることもなく穏やかな一日でした。
今朝の最低気温は- 0.7℃、霜の代わりに広がっていたのは雲海でした。
5時30分を過ぎて辺りが薄明るくなるころ、王ヶ頭を取り巻く360°全方位に雲海が広がっているのが分かりました。
朝焼けも次第に鮮やかになり、雲海をまとった周囲の山々は朝焼けに映え、どこを撮っても美しいそんな朝でした。
雲海と朝焼けの朝
5時59分、美ヶ原の高原には大地を覆うように雲海が広がっていました。
黄金色の朝焼け、高原の向こうにも雲海があり、太陽が昇る付近の稜線も雲に覆われていました。
6時04分、雲海の向こうには、黄金色の朝焼けに輝く富士山。
6時05分、雲海と朝焼けはどこまでも広がっているようで、雲海に浮かぶ南アルプスの稜線も黄金色に染めていました。
6時06分、太陽が昇るのはこの辺りです。
雲海の中から空に向けて光芒が放たれていました。
6時10分、朝焼けのピークを少し過ぎ、落ち着いた色味もまた美しい富士山。
6時12分、それにしても今朝の雲海は見事です。
写真はホテルの南側、遠くの南アルプスから南館の窓辺までつながる雲海。
こんな景色がお部屋の窓や大浴場から眺められるのが、王ヶ頭ホテルです。
美しい濃淡の雲海をアップにしてみました。
モクモクと湧き上がりながら、表情を変えてゆきます。
今朝は日の出の瞬間を撮らずに、北側の広場に移動しました。
6時25分、王ヶ頭の西側もこの通り、すごい雲海です。
日の出が近づくにつれて、上空のビーナスベルトが下がってきました。
6時29分、そのころの北側の風景。
眼下の自然保護センターやうつくしテラスは、雲海の手前で飲み込まれずにいました。
雲海の中に消えてゆく美ヶ原スカイラインと焼山、武石峰。
遠く雲海の上に浮かぶ白馬方面の山々。
6時31分、ホテル前では日の出に歓喜の声が上がっている頃、北アルプスのモルゲンロートはピークに達しました。
この風景はもう少し冠雪が進めば、さらに美しくなります。
6時34分、その頃の白馬方面の山々。なんと美しい風景でしょう。
6時35分、焼山の山頂にあるシンボリックなこの木だけが、雲海から顔を出していました。
ピンク色に染まってゆく雲海、今朝だけの特別な風景です。
6時41分、ホテル前のテラスに戻って、朝日の昇る牧場の草原。
冷え込みは厳しくありませんでしたが、辺りの草木は少しだけ霜が付いて白く輝いていました。
青空が広がったお昼ごろ
気温は+ 1.9℃。風も穏やかな散策日和でした。
12時19分、王ヶ頭の山頂からの眺め。
北アルプスの稜線は雲に包まれてしまった夕暮れ
16時19分、山頂に集まった皆さん。
今日は北アルプスの稜線に雲があり、予定よりも早い日没になりそうです。
16時23分、静かな夕暮れ。
山頂も風がなく、沈んでゆく夕日を見守るのに寒いことはありませんでした。
~ 宿泊部 関川 ~