雲の作る風景と山々の一日
気温~朝:7.1℃ 昼:12.0℃ 夕:8.9℃
今日の美ヶ原は一日中曇り。
それでも午前中は日差しが出たり空も見えたり、一日を通して高原が見えなくなるような雲に包まれることもありませんでした。
例年になく暖かいという話をブログで何度もしてまいりましたが、今日はその最たるところ。
11月中旬に日中の気温が12℃だなんて、なにか間違っているとしか言いようがありません。
予報では明日の朝から気温が急降下。明日の朝は氷点下になると思われます。
皆さん急な寒暖差にお気をつけ下さい。
さてさて、良くも悪くも雲とは切っても切れない縁がある美ヶ原です。
今日のブログでは雲の写真ばかり。こんな日の美ヶ原でしか見られない美しい風景を載せてまいります。
朝の様子
夜間雲に包まれていた王ヶ頭ですが、未明5時頃には一時的に雲が抜ける時間がありました。
月明かりに照らされる山並みが美しい時間もあったそうですが、日の出の頃には上空に雲が広がってしまいました。
その後 . . .
雲の上に太陽が現れたのは6時30分を過ぎてからのことでした。
下の一連の写真は6時48分からの連写で、アップにしながら東側から南東の富士山の見える方向にパンしてゆきます。
朝日に輝くアルプス展望コースの続く草原。
雄大な南側の谷を入れて、遠くの富士山を望む。
富士山のアップです。山頂に雪が付いているように見えます。
場所を移して、北側の広場より
6時50分、何層もの雲が折り重なる空と浅間山。
6時51分、槍ヶ岳が見えるいつもの西方面、北アルプスは雲の中です。
雲の隙間からの光が漏れて、場所を移動しながら麓を照らしています。
6時52分、雲がなければ北信五岳が見える北側の風景。
眼下には、冬季閉鎖中の自然保護センターとうつくしテラスがみえます。
雲の間から漏れてくる光が、ちょうど紅葉した山肌を赤く照らしていました。
雲が増えてきたお昼ごろの様子
11時57分、ホテル前のテラスより、大浴場の露天風呂が見える南側の風景。
11時57分、日曜日ですが人出は少なめのホテル前。
遠くに八ヶ岳、上空に広がる灰色の雲。
望遠レンズを使って、休憩中の皆さんの上に、遠くの富士山を引き寄せてみました。
12時ちょうど、王ヶ頭山頂から西側の風景。夕日の時にはお馴染みのアングル。
今日は上空の雲が迫力満点の絵です。
山頂の石碑を入れて、空を覆う雲を写してみました。
モコモコした雲はなかなか絵になりますね。
12時02分、諏訪湖が見える南方向です。
層状になった雲が、明るい層と暗い層が交互に重なりミルフィーユ状態です。
こんな景色との出会いも一期一会と思うと嬉しくなります。
夕方にこの日一番のシャッターチャンスがやってきました。
日没の時間を過ぎた16時38分、上空の厚い雲の下に、遠く夕焼けをバックにした富士山が映えていました。
山頂の冠雪がはっきりわかります。空と同じピンク色がとてもきれいです。
いかがでしたでしょうか、今日の雲づくし。
~ 宿泊部 関川 ~