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朝晩は秋、日中は夏の美ヶ原。
気温~朝:13.0℃ 昼:19.2℃ 夕:17.6℃

高原や山岳部ではお盆が過ぎると秋の風が吹くなどと言いますが、このところ美ヶ原はまさにそんな感じです。

今朝日の出前の気温は13.0℃。そこへ北風が吹いていたものですから、体感気温は10℃以下ではなかったかと思います。

未明には通り過ぎる雲の合間に星空を見ることができ、朝焼けと雲間からの日の出も見ることができました。

この時間は秋のように遠くまで見通しがよく、富士山もしっかり見えていました。

 

未明の星空

 

午前3時30分頃の南東方向の空。

3時頃から観察していましたが、時折雲から抜けて星空が広がりました。

この写真はそんな時間帯に撮影したものです。

 

この写真は上の写真に解説を書き加えたものです。

夜の観察会の時間は頭上に夏の天の川が流れているのですが、未明の東の空は冬の星座が勢ぞろいしています。

 

朝焼けが広がる日の出の頃

 

5時00分 辺りを包んでいる雲が流れると、南側から風景が広がりました。

朝焼けと靄のような雲の中に富士山が見えています。

 

5時03分 富士山をアップにしてみました。

夏の間はほとんど見えませんでしたから、こうしてテラスから富士山の写真を撮るのも久しぶりです。

 

同じ時の北東方向、朝焼けの浅間山。

 

5時10分 朝焼けが南側にまで広がり、富士山の上の雲もあっという間に茜色にそまりました。

美しいです。

 

同じ時の南アルプス。こちらもしっかり朝焼けが広がっています。

 

5時17分 日の出の時間を過ぎると、富士山の上の朝焼け雲はオレンジ色の光に変わりました。

 

5時20分 肝心の日の出は厚い雲を通過するの路時間を要し、遅ればせながら雲間に登場。

 

牛伏山と物見石山の中間くらいの場所でしょうか。

 

高原を入れて写すとこんな感じです。

 

5時24分 広角レンズに変えて広く写してみました。

 

6時30分、王ヶ鼻展望ツアーに出かける頃

 

良く晴れた今朝は沢山の皆さんが参加されました。

 

6時24分 その頃の高原の風景です。

空高くすじ状の雲が流れ、季節の変化を感じます。

 

なんとなく優しい草原と山々の風景。

 

日中は夏が帰ってきました。

 

日中になるにつれ、高原の上には低い夏の雲が湧き始め、気温の上昇とともに景色の見通しも悪くなってきました。

 

13時頃のテラス。

朝の優しいすじ雲はどこへやら。モクモクとした低い雲の行進です。

強い日差しに、パラソルの下は別天地。

 

その時の高原の様子。

夏もどり。されど草原の草は少しずつ褐色に変わってきています。

 

この雲も夕方気温が下がる頃にはなくなり、18時現在上空はスッキリと抜けています。

 

~ 宿泊部 関川 ~