朝から雨。雲の中で過ごす肌寒い一日。
気温 ~ 朝 : 10.0℃ 昼 : 11.1℃ 夕 : 10.3℃
爽やかな青空が広がった昨日から一転して、今日の美ヶ原は朝からしとしと雨が降っていました。
最近は晴れたり曇ったりの天気を繰り返していましたから、まとまった雨が降るのは久しぶりです。
雨降りは当日お泊りのお客様にとってはいやな天気ですが、大地や植物、そして湧き出す水を利用させて頂いている我々にとっては恵みの雨でもあります。
今年は梅雨入りが遅いですが、降るときには、降らないといけません。
そうして自然は回ってゆくのです。
今朝の様子
皆さんの朝食の時間が始まった7時30分頃。外はしとしと雨が降っていました。
その後雨はずっと降り続きましたが、吹き付けるような激しい雨にはなりませんでした。
同じ時に撮影した靴箱の窓辺。
玄関にある中野さんの生け花は、すっかり夏らしくなりました。
雨降り美ヶ原。高原の牛さん、馬さん。
今日はふるさと館の駐車場に送迎に出ていたドライバーの大森さんから、雨の中で過ごす牛さんや馬さんの写真をいただきました。
5月の終わりに美ヶ原に放牧された牛さん達は、10月の始めまでずっとこの草原で過ごします。
雨をしのぐ牛舎はありませんから、こんな雨の日も、たとえ雷が鳴っても、ずっと外で過ごします。
こちらは乳牛さんたち。一所に集まって肩を寄せ合っていました。
真っ黒い姿の牛さんは肉牛です。角が生えていて強そうですがみんな女の子です。
高原でたくさん運動して里へ戻ると、元気な赤ちゃんを産みます。
ここに放牧された牛さん達は皆さん安産なのだとか。
昔は野生の馬もいたそうですが、こちらは山本小屋にいるみんなのアイドルのポニーさん達です。
写真を撮っていると、突然 ! !
こんな顔。
荒ぶるポニーちゃん。
その変顔はわざとですかー。
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《 今日の美ケ原 + プラス 》
6月12日の朝に出かけた朝露自然散歩。
早朝、まだ朝露が残る高原は瑞々しく、ここに暮らしていても空気が美味しく感じます。
山頂周辺ではウスユキソウが大きくなってきました。陽光を浴び生き生きとした姿。
白く花びらのように見える、細かな毛におおわれた葉はまだ現れていませんが、他の葉にも朝露がびっしりと輝いています。
こちらはクローズアップです。葉の先に大きな水滴が付いていました。
さらにアップにすると、透明な水晶の玉の様です。
ウスユキソウ全体が宝石をまとっているかのようですね。
咲き始めたばかりのコケモモの花です。
開花を待つレンゲツツジ。
すでに咲いている花もありましたが、レンゲツツジの花って意外とアップで撮りにくいのです。
今日は水滴スペシャルです。
やっぱり朝の草原はいいですね。こんな写真をずっと撮っていられます。
代わってこちらはタカネバラの蕾です。もうすぐ咲きそうですね。
タカネバラの好きなところは、花もさることながら、葉っぱも見逃せません。
タカネバラの葉は水滴をよくはじき、表面に沢山の水滴が出来ます。
丸い形の葉が対になっているのも可愛いですね。
朝早くのお散歩は、まだ眠っているお花もありますが、この瑞々しさがたまりません。
~ 宿泊部 関川 ~