太陽が雲の上に昇ると、快晴の一日になりました。
気温 ~ 朝 : 4.5℃ 昼 : 11.5℃ 夕 : 11.1℃
3日間吹き続けた強い風と崩れたお天気も昨夜までに回復し、夜中は星空も見えていました。
明け方は残念ながら薄い雲が広がってしまい、日の出の時間にご来光を見ることができませんでしたが、北アルプスが見事で、北側には雲海も見られました。
太陽が雲の上に出たのは7時過ぎのことでした。
それ以降はずっといいお天気が続き、すばらしい高原の散策日和の一日になりました。
朝焼けと雲海の日の出前
太陽が昇る東の空には、いかに太陽でも透き通せないほどの厚い雲が広がっていました。
ご来光は残念ながら見られず。
しかしながら今朝は北側に広がる雲海と北アルプスがとてもきれいで、ほとんどの方が北側の広場に集まっていました。
空は明るくも周囲はまだ薄暗い4時17分、北側の近隣の山々の周りには雲海が広がっていました。
4時18分、美しい朝焼けと雲海。それはまさしく海のようで、穏やかに波打っていました。
4時21分、日の光が届く前の白馬連峰。こちらの麓にも雲海が届いておりました。
4時21分、同じ時に続けて撮った槍ヶ岳と北アルプス。松本市街も雲海の下です。
4時26分、日の出を覆い隠すように広がった雲は、残念ではありましたが、鳥が翼を広げたような美しい形でした。
北側の広場に集まった皆さん。( 私もいます ) / 撮影は日の出カフェ担当の砂野さんです。
4時41分、日の出の時間です。
静かな雲の海にも朝がやってきました。上空の雲が輝いていますが、こちらに日差しが届くことはありませんでした。
4時43分、ビーナスベルトが重なる白馬連峰。
続けて4時43分、こちらは北アルプス、槍ヶ岳。
もう少し日差しが強ければ冠雪の山頂もピンク色に染まったはずなのですが。
4時26分、うろこ雲の向こうに存在感を増す太陽。
ホテル前から撮影すると、電波塔が入り込む季節になりました。
しばらくの後、
5時24分、朝の日差しを受けて輝く北アルプスは、まだ薄暗い麓とのコントラストが見事でした。
同じく5時24分、白馬連峰。
今日は時間を変えて3パターン撮影しましたが、この時間の絵が最強です。
ホテルに戻る道すがらに撮影した青空と王ヶ頭ホテル。清々しい朝です。
その後の朝の様子
7時30分、雲の上に昇った太陽から高原に日差しが降り注ぎます。壊れてゆく雲。
同じく7時30分、富士山を望む南東方向。鮮やかな空と萌黄色の草原、緑の山肌。
お昼ごろの様子
10時53分、松本駅へお帰りのお客様が出発する頃にご覧になっていた富士山。
11時33分、お昼ごろの北アルプス。周りの木々も色鮮やかになってきました。
11時38分、王ヶ頭山頂にて、記念写真を撮る皆さん。乗鞍クッキリ。
11時41分、淡いグリーンの草原、アルプス展望コースが続く王ヶ鼻。
本日のサンセット
日の出の位置よろしく、日の入りの位置も北寄りに移り、冬の終わりまで眺めていた王ヶ頭山頂からでは、電波塔と夕日が重なってしまう頃になりました。
これからの時期のおすすめは、北側の広場です。
夕日が沈む時間には、すでに夕食が始まっているため、皆さん夕食を中座して夕日を見に行きます。
今日も20名ほどのお客様が、ディナーの箸休めにおサンセットをお選びになりました。
ホテルのディナーが始まる18時30分、この時間の夕日はこの位置です。
これから夏至にかけてはさらに北側に移動し、そして日の位置は高くなります。
18時39分、本日の入日。サンセット間近の北アルプス稜線。
本日は大天井岳のすぐ右 ( 北 ) 側へ沈んでゆきました。
18時44分、アフターサンセット。ここからが魔法の時間です。
今日は雲がなくすっきりとした西の空。大きな変化はないだろうと戻りかけたところ、夕焼けが濃くなってきました。
より濃くなる山影と相まって、この時間のほうが美しく思います。
18時50分、本日の最後はホテル前の展望テラスから眺めた諏訪湖方面、夕焼け雲。
うっすらとでしたが、今日は夕方のビーナスベルトも出ていました。
~ 宿泊部 関川 ~