高原に残る冬、周囲の山並みには春霞。
気温 ~ 朝 : – 7.0℃ 昼 : – 0.4℃ 夕 : – 1.0℃
3月も半分終わり巷はさらに春めいてくる頃になりました。
ここ美ヶ原は先日降った大雪のおかげもあり、まだまだ冬が色濃い雰囲気です。
最高気温は – 0.4℃。かろうじて真冬日を維持した冬将軍ですが、これからは撤退を余儀なくされるでしょう。
王ヶ頭ホテルでは、今日もスノーシューでお出かけになるお客様が沢山いらっしゃいました。
普段履く機会のないスノーシューですが、せっかくの機会ですから履いて出かけてみて下さい。
きっと期待していた以上の体験が出来ますよ。
日の出の頃の様子
今日は周囲の山々を中心に撮影してまいりました。
5時24分、日の出前の高原の様子。
昨日の新雪まっさらな雪原と比べると、ずいぶん荒れて見えますね。
降りたてというのはとても貴重なものなのです。
5時38分、さわやかな今朝の富士山です。
昨日よりもくっきり見えていますが、日中は春霞に隠れてしまいました。
5時39分、南アルプス、すっきりとして清々とした雰囲気ですね。
5時40分、こちらもすっきりとした浅間山。
春先でも気温が低い朝は山並みがきれいに見えます。
5時49分、北側の広場から見た根子岳、笠ヶ岳方面の山々。
朝焼けピンクの柔らかなグラデーションがきれいでした。
5時52分、昨日は曇って見えなかった北アルプス。
空からビーナスベルトのピンクの帯が下りてきました。
5時57分、すっきりと美しい冠雪の山並みがモルゲンロートに染まりました。
ちょうどこの頃、ホテル前では日の出に歓喜の声が上がっていることでしょう。
5時58分、間髪入れずにパンして、白馬連峰。
こちらは少し霞んで見えていました。
同じ時の立山方面。
5時59分、戸隠・妙高方面は、本当に霞んでしまって撮ろうか迷ったくらいでした。
6時01分、ホテルの展望テラスに戻って朝日が昇った雪原を撮りました。
レンズを替えて高原を広く入れてみました。
やはり荒れた雪原がちょっぴり残念。贅沢な話ですが。 ( ^ ‘ ^ )
お昼ごろの様子
11時04分、高く昇った太陽、霞みながらも雲一つない空。
富士山は微かにわかる程度です。
玄関横にずらりと揃った冬の仕事道具と、屋根から下した雪の山。
雪かきした玄関の中は、日があたってすっかり乾いています。
玄関を出て左側、手掘りで作った雪の通路と積み重ねた雪。
ホテル前に並んだ雪上車。この前で記念撮影を撮ると、格好いいんじゃないでしょうか。
今日の午後も雪上車体験ツアーは大盛況でした。
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《 今日の美ケ原 + プラス 》
昨日の未明に撮影した星空の写真 Part 2 、今日は北天の写真です。
3月14日 4時19分、NHKの航空障害灯の反射で赤く染まる電波塔と北の空です。
最近は赤く映るこの搭も見慣れてしまい、格好よくさえ思えます。
ガンダム世代の方には共感頂けそうな、シャー様専用機の赤なのです。
余談はさておき真面目に説明の図。
北天の見たい星座が全部そろった、まさに北天オールスターズです。
ケフェウスさんとか、書いてなくてごめんなさい。
星空案内をしていると、北斗七星は皆さんが思っていたより大きいとよく言われます。
でも、これはおおぐま座の一部なんですよー。なんて大きな熊でしょう。
頑張って18分間回していたら、明るい流れ星も一つ入りました。ラッキー ! !
(真ん中のは人工衛星の軌跡ですね。)
Part 3 では、西の空も紹介する予定です。
~ 宿泊部 関川 ~