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雲の多い晴れ間。日帰りのお客様も賑わう連休の一日。
気温 ~ 朝 : – 8.6℃ 昼 : – 6.5℃ 夕 : – 6.5℃

昨夜の天気予報では申し分のない晴れ予報でしたから、今朝5時、まだ暗いうちに起き出したときには、窓の外なんて気にしていませんでした。

出勤時間を踏まえて早めに朝食を済ませ、防寒着を着込んで玄関を出ると、そこは雲の中。

まさか ! とは思ったものの、王ヶ頭周辺を雲が取り巻いていて、高原が見えたり隠れたりを繰り返していました。

日の出前の時間にはちょうど具合良く、雲の晴れ間から広がる朝焼けを見ることが出来ました。

しかしながら日の出は見られずに、真っ白な雲の中に入ってしまいました。

 

今朝の美ヶ原より

第一部 ~ 日の出前の風景

 

6時04分、王ヶ頭周辺は雲が取り巻いていましたが、時折このようにして高原や、その向こうの朝焼けを覗いて見ることが出来ました。

 

6時14分、雲が湧き上がると、その向こうの朝焼けは眩しいくらいに輝きました。

 

同じ時に撮影した写真、美しの塔を真正面に望む東側の光景。

 

6時21分、刻々と変る雲の表情。

こうして再び王ヶ頭は雲の中に包まれ、日の出の時間は真っ白な雲の中で迎えてしまいました。

 

第二部 ~ 今朝の霜の華、青の世界

 

今朝の霜の華~1

 

今朝の霜の華~2

 

今朝の霜の華~3

寒い外から館内に入ると、温度差が原因でカメラやレンズが結露してしまいます。

いつもは対策をするのですが、今朝はうかつにそのまま館内に入ってしまい、レンズが曇ってしまいました。

今日の窓の霜3枚は、面白いのでレンズが曇ったまま撮影した写真です。

 

第三部~日の出の後のドラマ

 

日の出の時間から随分経った7時過ぎ、突然雲が晴れははじめ、辺りにはダイヤモンドダストが舞い、太陽周辺にはサンピラーが現れました。

 

7時18分、太陽が現れ、雲を蹴散らすように光が広がってゆきます。

写真では分かりませんが、辺りにはダイヤモンドダストが舞っており、動画では美しく捉えることが出来ました。

 

少しアップにした写真です。空気中の水分が凍り、細かな粒子になって辺りを舞っています。

そこに太陽の光が反射すると、ダイヤモンドダストのサンピラーになります。

 

高原の奥行きを感じられる縦位置の写真も撮りました。

 

雪の大地に神々が降臨するかのような光景に思わず息をのみます。

 

しばらく後の8時過ぎ、高原にはダイナミックな雲の動きが見られました。

8時21分、そこで迫力ある雲の表情を捉えるべく、モノクロームで写してみました。

 

本日は激務のため、日中の写真は撮ることができませんでした。

お昼頃の美ヶ原は雲こそ湧けど青空も多く、沢山のお客様が山本小屋から歩いて見えました。

Caféも売店も大賑わい。

夕日の頃は再び雲に包まれ、真っ白な雲の中に逆戻りしてしまいました。

 

~ 宿泊部 関川 ~