気温 ~ 朝 : 7.2℃ 昼 : 10.9℃ 夕 : 8.3℃
昨日は雲の中で過ごした一日でしたが、今朝は朝から快晴 ! と、なる予報。
昨夜は星空を見られなかったこともあり、日の出前から沢山のお客様が起きてこられていました。
私も3時半ころから星空案内のチャンスを伺っていたのですが、辺りは白い雲に包まれており、なかなか空が抜けません。
結局、珈琲とマフィンを楽しんでお開きムードになってしまいました。
「 日の出カフェで珈琲を 」
5時31分、カフェで日の出を待つ。
その後、6時30分から王ヶ鼻展望バスツアーが催行されました。
その頃の山頂付近は依然白い雲の中でしたが、王ヶ鼻は晴れており、お客様から真っ青な空をバックにした素敵な記念写真を見せてもらいました。
ホテル周辺の雲が切れ始めたのは、7時を過ぎてからでした。
7時14分、抜け始めた高原の雲の上に青空がのぞきました。
7時20分、北側の電波塔の上に青空出現。
7時20分、上空に明るく光る雲。
これも7時20分、南側の谷からも雲が抜け、舞い上がってゆきます。
7時22分、ホテル正面、高原の雲の上に太陽が見えました。
でも、太陽のより下には、普段雲が抜けるときには見られないほど厚い雲があるようです。
7時22分、眩しい ! ! 写真でも眩しいですが、実際にも目を開けていられないほどです。
ここまでわずか10分弱。高原の雲が抜けてくる瞬間のドラマはあっという間です。
8時を過ぎる頃に、さらに美しい瞬間が待っていました。
ラスボス現る !
高原を覆っていた雲が抜けると、その向こうには分厚い雲海が待っていました。
8時34分、高度を増した太陽の光が、高原の雲海を蹴散らしてゆきます。
刻々と変わる風景、今日一番美しく、ドラマチックな展開です。
8時34分、アルプス展望コースの続く大地と雲海。太陽。
8時36分、牧場の中の散策路に沿うかのように、雲のカーテンが立ち上がります。
これを例えるなら、高原に立ち昇る白いオーロラです。
雲の下では牛たちが長閑に草を食んでいます。
8時38分、再び大地を飲み込もうとする雲海。
素晴らしい雲の動き、創り出される風景に夢中でシャッターを切りました。
同時にモノクロームの撮影も行っていましたが、この写真は後日別の機会に紹介いたします。
お昼以降も良く晴れ、気持ちのいい一日が続きました。
写真は何枚か撮りましたが、上の写真と同じアングルでは美しさで太刀打ちできず、
お茶を濁すだけですので掲載しないことにします。
気温が低くなってきました。
明日の朝はひょっとすると5℃くらいになるかもしれません。
~ 宿泊部 関川 ~