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気温 ~ 朝 : – 11.7℃  昼 : – 8.3℃  夕 : – 8.0℃

2月3日、今日は節分。暦の上では冬のエンディングで明日は立春です。

12月の終わりに冬至を迎え、そして復活した太陽は少しずつ力を増しています。

しかしながら北半球はまだまだ寒さの真っ只中。大地が受け取ったエネルギーで暖かさを増すのには、もう1月半くらいかかります。

そして、そして、冬の長い美ヶ原、王ヶ頭の春は、まだまだずっと先なのです。

 

雲に包まれたお昼頃 ( モノクローム )

 

節分の今日は、素晴しい雲海が見られ、皆さん感動に打ち震える朝を迎えました。

その後、昨日のように青空が広がることはなく、雲に包まれてしまい、午後にはなんと雪。

今日の雪上車体験ツアーは雪の中を進む大冒険となりました。

 

~ 今朝の様子 ~

 

6:25 高原にはロール状に広がる素敵な雲海が広がっていました。空の薄い雲をやさしい朝焼けのトーンが包みます。

 

八ヶ岳、富士山、南アルプス方面。南側の近隣の山々にも雲海が広がっています。

 

美しい富士山。日本画のような落ち着いたトーンが素敵でした。

 

6:34 高原を覆っていたロール状の雲海が少し切れ、中から美しの塔が姿を現しました。遠くの方も凄い雲海です。

 

やがて、

 

6:45 日の出。日の出の時間も少しずつ早くなっています。

それに呼応するように、私の目覚まし時計も少しずつ時間を繰り上げて早めにかけています。

 

6:49 西側の北アルプスを見に行きました。こちらもたっぷりの雲海。

今朝はビーナスベルトは現れていません。全体にブルーなトーンで落ち着いていました。

 

天狗の露地の樹氷から、焼山、武峰。その向こうに白馬連山。

 

6:57 もう一度元いた場所 ( 展望テラス ) に戻って、同じアングルで。

 

太陽は雲のブラインドの隙間を移動していました。

 

館内に入って、霜の華を通して太陽を表現してみました。

 

~ しばらくして、今日も とても美しい瞬間がやって来ました。

 

7:29 勢力を増す太陽の光。再び高原から広がってくる雲海。

 

少しアップ気味に撮ってみました。

 

美ヶ原の本当に美しい瞬間というのは、写真から昇華して絵になってしまう。

そんな時があります。

 

~ 宿泊部 関川 ~